関東中世史、九州中世史
呉座勇一先生のわかりやすい座談会を見て、日本史に戻ってきた。中世の畿内政権は、関東、九州を制圧できていないことは知っておかなくてはならない。各々独自の文化が育まれた。古墳・飛鳥時代にも九州に三韓・南朝と交易した倭国、畿内に扶桑国、関東に帰化人国家が成立していた。鎌倉時代、のちの駿府領主・今川氏は渋川氏、菊池氏、少弐氏にとってかわり、旧倭京(大宰府)を一時期治めていたし、九州、畿内、関東の関係は無視できない。その今川氏を揺りかごにして後北条氏が登場する。旧利根川の西を足利氏とその臣下武士団、東を旧鎌倉武士団が治めていた。迷信と捏造の江戸時代、売れりゃそれでいい式の歴史本が流布して、大いに日本史が曲げられたが、最新の研究によって、ほんとうの姿に近づいている。
| 固定リンク


最近のコメント