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2024年9月14日 (土)

CJPO-WWホール「七色いんこ」をみて

午前診を終え、近鉄、大阪メトロ中央線に乗り継いで、森之宮駅下車。嫁とCJPO-WWホールに行ってきました。座席は1階下手側やや後方通路側の良席でした。

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主演、七海ひろきさんにちなんだのか、宙組「オーシャンズ11」「High&Low」と星組「記憶にございません」を足して3で割ったようなドラマ展開でした。いきなり元ヤン刑事役の有沙瞳ちゃんが、殴る蹴るのアクションシーンからスタート。ハムレットのシーンで、剣を持って西洋風チャンバラ劇。最近、全健忘症がブームなのかね。黒田啓介も千里万里子もこの珍しい病気を患っていたとは。

回想シーンで次々と謎が明かされていくのですが、ジェンヌの周りの役者が主役を食う勢いでうますぎ。鍬潟陽介(土屋直武)がめっちゃ芸達者、トミー(藤田玲)の英語芸うますぎ、鍬潟隆介(郷木直也)の声量がデカくて迫力満点。陽介の女装はウケました。とくに狐川イナコ(岡村さやか)の歌がうますぎて驚きました。父子憎しみ合いのハムレット悲劇をベースにして、「役者には役者の復讐のやり方っちゅうもんがある。」が強調されていました。

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