« 2023年11月 | トップページ | 2024年1月 »

2023年12月31日 (日)

「出雲も大変だったね」説

文系が紡ぐ歴史は結論ありきの歴史学会に染まるしかない。染まらなければ明日からご飯が食べられない。歴史は自由な発想と合理性の理系人間のほうが向いているかもしれない。

継体大王にいち早くヘリ下ったのが出雲の日下部(くさかべ)氏。奴婢を廃止した倭国の朱雀帝が磐井帝急襲殺害の報復で北九州での継体・安閑・宣化政権を打倒し(百済本記)、キリスト教(景教)渡来人石工勢力をバックにした蘇我氏庇護下に急遽、欽明政権(のちに推古大王&聖徳太子)が近畿に樹立。欽明大王に雌伏したのが出雲の日置(へき)氏。大宰府倭京の上宮法皇が遣隋使。大唐帝国建国の同年、観世音寺完成祝いの紅葉賀(源氏物語)。鹿島に急増したユダヤ渡来人石工勢力をバックにした中臣(藤原)鎌足によって景教の蘇我氏が大化改新(乙巳の変)にて近畿で倒される。拙い航海術でやっとこさ中大兄皇子が自力で遣唐使派遣。遣唐使を通して則天武后と密約。白村江の戦いで無血で倭国を滅ぼす。壬申の乱にて倭国&百済残党をバックにした大海人皇子によって報復殺害される。

|

坂田利夫氏逝去

先日、法善寺横丁「夫婦善哉」店内で坂田利夫さんのサインを見つけて、元気なのかなと嫁と案じていました。お悔やみ申し上げます。

上段真ん中に「アホのサカタ 坂田利夫 H9.9.24」

Img_3189

大阪万博Expo70テーマ曲「世界の国からこんにちは」にダブって街中で流れまくっていた

全国の坂田を怒らせた、坂田利夫登場テーマ曲「アホ、アホ、アホの坂田」

前田五郎さんと仲が悪かったという噂の漫才「コメディナンバー1」

岡八郎、木村進、山田スミ子、間寛平、林家小染、ワンコ(大型犬)、押入れの金太郎と共演した新喜劇「あっちこっち丁稚」

あーりがとさーん

誰がアホやねん

女漫才師「今いくよ・くるよ」の「ガリのほう(今いくよさん)」との恋のうわさ

とんねるず石橋、ビートたけしを驚かせた、特別出演での絡み

|

2023年12月29日 (金)

宝塚歌劇雑感41

刑務官(演出家)から受けるセクハラ、トイレ禁止、入浴禁止、長時間リンチ、しつこい自己反省、笑顔禁止、私語禁止、両手体側徹底、連帯責任。

1日2回しかトイレを許されなかったというのは、西太后によって冷宮に幽閉され井戸に投げ落とされ殺された珍妃(光緒帝の妃)と同じ。女刑務所、リアルHigh&Lowを彷彿とさせてくれる。ハイ&ローを地で演じていたとは、恐るべし、宙組。罪を犯したわけでもないのに女囚として刑務所(宝塚歌劇団)に収監され、緘口令を敷かれるとは、お気の毒な話である。

|

2023年12月27日 (水)

小樽食堂で関目君と2023忘年会

ヅカバナは控えめ、来年の予定話をサカナにして飲みました。団体客の予約とやらで、2時間20分で終われるように店を出されて帰宅。

|

2023年12月26日 (火)

彩風咲奈 退団

お疲れさまでした。彩凪翔さんのイベントに、あんりちゃん、みほちゃん、まめちゃんなど雪組OGが集まっています。再来年、彩彩コンビ復活主演の雪組OG公演を期待して待っています。

|

2023年12月25日 (月)

花宮沙羅サヨナラインタビューをみて

宙組イスパニアから007諜報部OLまで、オペラグラスで追っかけてました。安定の歌唱力、安定のダンス力、もっとセンターで活躍してほしかった。ほんとうは潤花ちゃんのポジションだったはず。

|

愛蘭みこちゃん、美里玲菜ちゃん退団

美人104期花娘4人組で残っているのは、トップ娘役就任目前のあわちゃん(美羽愛)だけか。来年は「長の期(研7)」だが、メンバー不足の感がある。新人公演、ほんまに大丈夫か。

愛蘭みこちゃんは柚香光の付き人なので後追いかな。好きな人と同時退団、まあ納得。あーちゃん妹の玲菜ちゃんは、松竹座中心に、あーちゃんと姉妹共演するのか注目したい。二人とも、とくに妹がめっちゃ身長が高い。

|

2023年12月24日 (日)

M1グランプリをみて

ネタが猪木など、定番の鉄板ネタにおんぶにだっこ、杖にして漫才している感じが続く。ひどい、日本若者社会の萎縮の象徴だ。猪木は力道山に捨てられて時間をかけて自ら命を懸けて這い上がりレジェンドを作り上げていた。スポンサー忖度のイエスマン審査員も大変、底上げ点数60点、全員合格。受験競争なんて相対的評価だからいいんじゃないの。

|

年の瀬2023

今宵はクリスマスイブ。

ミレニアム囲いで一世風靡した丸山忠久・元名人が、な・ん・と、藤井聡太八冠を角換わり戦法で撃破した驚愕ニュース。マッチョな体格にも驚きましたが、銀河戦優勝おめでとうございます。

花組アルカンシェルのチケット争奪戦は、友の会S1回、先着順A1回ゲットできました。阪急交通社夢組貸切公演はいつの間にやら逃してましたので、ラッキー。

星組RRRは、夢組S1回。(友の会S1回は中止)

雪組ロマネスクは、新春にチケット争奪。

月組GOATは全落選、月組エターナルヴォイスに望みをつなぐ。

来春、OSK大阪ラプソディは2回、劇団四季バケモノは1回。

|

2023年12月23日 (土)

山本由伸&大谷翔平、ドジャースへ

メジャーリーグが来年もおもしろい。来年も「翔平、また打ちましたね。」「由伸、また勝ちましたね。」が朝の挨拶文句になりそうだ。

|

2023年12月21日 (木)

宝塚歌劇雑感40

朝から文春砲の衝撃。音楽学校の先生たち、大御所演出家の性癖やらパワハラ・セクハラが一斉報道。ついに天守閣炎上といったところか。来年春の入団式を「清く正しく美しく」の扇のもとでやれるのだろうか。まさにギャグ。OSK日本歌劇団が紅白に出場すれば、一発逆転劇になる。

|

2023年12月20日 (水)

大阪松竹座「わが街、道頓堀」(2回目)をみて

午前診を終え、近鉄快速で難波下車。嫁と大阪松竹座に行ってきました。座席は1階前方やや下手側。

観劇前の待ち時間に道頓堀を散策。法善寺横丁で、夫婦善哉を食べました。あの大火事から復興していました。

Img_3174 Img_3191Img_3183

アンコールで木村一郎刑事が担がれて、「みなさん、平日のご観劇、お仕事されてますか?」の挨拶に笑った。当てられたら「半ドンです。」と答えるつもりだった。今日のあーちゃんのアンコールは、ドッキリもなく無事に終わった。座席のまわりがa-♡familyのメンバーらしく、みんなであーちゃんをオペラグラスで賛美していたのが心地よかった。私は7年近く、あーちゃんのファンをやっているが、Expo70コンパニオンのミニスカがお似合いです。ダンスがちょっと物足りなかったかな。溺愛の紅ゆずる君とデュエットダンスを再演してほしいな。

|

2023年12月17日 (日)

大阪松竹座「わが街、道頓堀」(1回目)をみて

近鉄快速で難波下車。松竹座前で、売布神社君と井高野君と合流。座席は2階前方上手側でした。

Img_3069 Img_3076

舞台は1970年の道頓堀。もうすぐExpo70が開催されようとしていた。私は小学校3年生だった。

Img_3077 Img_3080

波多野葉子 綺咲愛里 喫茶店でお手伝い

その母 晴美 みやなおこ 喫茶店「バンビ」を経営

藤井和也 浜中文一 大阪日日新聞に東京支社から派遣された新米記者 東京弁をいじられまくる

村井健太郎 室龍太 何でも屋フリーター(本当は大阪府職員)

その雇用主 よっさん うえだひろし たこ焼き屋「吉田屋」を経営

村井健太郎は、いつしか波多野葉子に思いを寄せていたが、葉子は東京人・藤井和也の生真面目さに惹かれる。葉子は店のウェイトレスからExpo70のコンパニオンに転身。村井は万博区画整理で吉田屋がつぶされることを知り、署名運動に繰り出す。いったんは恋をあきらめかけた村井だったが、晴美の告白で藤井が葉子の兄だったことを知るとガッツポーズ。刑事とヤーさんが区別付かないのが世の常。木村一郎刑事(木内義一)と時任組員(オレノグラフィティ)がメンチを切りながらも署名運動に協力し、村井と藤井の即席漫才も大ウケを博し、吉田屋取りつぶしは免れる。下島あけみ組長(小椋あずき)と時任組員との掛け合い、木村一郎刑事との掛け合いが笑いを所々で取っていた。あーちゃん(綺咲愛里)、今日も綺麗だった。アンコールで、浜中くんと室くんに置いてけぼりを食らい焦っていたのが、おもろかった。そのあとのアンコールで横見&警戒することしきり。サッカーでいうところの「オフサイドトラップ」。あーちゃん、ちょっと怒ってたかも。

上六シェラトン都ホテルで2023忘年会。

Img_3088 Img_3090Img_3091

|

2023年12月16日 (土)

うえだで王寺君と2023忘年会

夕方から王寺君と、うえだで忘年会。おいしい「おまかせコース」料理に舌鼓を打ちました。今回の宝塚歌劇騒動を振り返りつつ、王寺君からは星組観劇をぜひともしたいと依頼されました。めっちゃチケット難の星組ですので、なかなかねぇ。

Img_3042

OSK日本歌劇団のあやめ池時代の思い出ばなしも少々。会場も演出家・衣装・舞台装置専属スタッフもタニマチも楽曲ストックも、あれだけ恵まれた宝塚歌劇団に負けるな。「雑草魂」

松葉ガニ

Img_3049

OSK「源氏物語」で桜乃ひとみちゃんの舞を観るとき、三韓に勅令を発した倭京大宰府の後宮での暮らしが偲ばれます。倭の五王、上宮法皇をはじめとする自由な恋愛を謳歌した輝かしい時代は常に日本人の憧憬の的です。そのなかで恋愛悲話も語り継がれました。卑弥呼・台与にはじまって、ご先祖の神々にお神酒をもってお仕えするさまざまな選ばれし巫女を経て、現代に根付いているのが少女歌劇団員なのだとつくづく痛感いたしました。

Img_3050

王寺君いわく、「大谷翔平はベーブルースだ。」トミージョン手術を受けた大谷翔平の話題へ。ニール・エルアトラッシュ執刀医師がドジャース専属医師だったので、最初からドジャース行きは決まっていたはずだと王寺君から教わりました。トミージョン手術後は入念なリハビリが必要だそうで、ヤンキースやレッドソックスのような寒い東海岸は考えられなかったとのこと。暖かい西海岸でしかプレーできないということ。

Img_3057

締めは手作りプリン。めっちゃうまかった。

Img_3056

|

2023年12月15日 (金)

2024新春のOSK&宝塚観劇予定変更

労働基準監督署の指導がはいったとかで星組チケットS席2回分のうち、1回分が消えた。まあ、ええけど、かまへんで。出費が全額返ってくるし問題はない。正月休み明けしょっぱな観て終わり。

花組チケットはまだ取れていないが、あーさ&夢白の雪組梅芸を取りに行くし、あーちゃん&くらっち、美人姉妹星娘OG公演は追っかける。それに比べてOSKチケットは安泰だね。舞美りらちゃんのダンス、なかなか迫力と柔軟性がすごいと思うし、宝塚も花組トップ娘役はかくありたいものだ。ダンスがうまい組子がいっぱいいるのだし、トップはお手本にならないと。唯城ありすちゃんは、これまたビジュアルも歌もダンスも舞台度胸も完璧だしすごいわ。

|

2023年12月13日 (水)

「8番出口」をみて

Youtubeでここ数日、沼にはまった。東京人、関西人などゲーマーの反応がいろいろあっておもしろい。

|

2023年12月12日 (火)

宝塚歌劇雑感39

今朝から週刊女性の記事に衝撃。宙組は、真風涼帆SM王国だったのか。漢・真風(おとこ・まかぜ)と、やんややんやと、もてはやされた男性ってサディスティックで、普通の男性ではなかったようだ。野口幸作氏演出「デリシュー」のSMシーンは、地で演じていたことに驚いた。

|

2023年12月 9日 (土)

紫式部と藤原道長

紫式部 「藤式部」と呼ばれていた。本名不明「まひろ」

行成と清少納言が仲良し。

実資と紫式部が仲良し。

弟の惟規(のぶのり)が姉の才能にコンプレックスを抱く。奔逸な乱交。紫式部の漢籍の才能はすぐれていた。

父の為時(ためとき)は、文章博士・菅原文時(道真の孫)に師事。大学に行く人間は高位高官出世コースからはずれた路線落ちだった。

996年、道長の口添えで平国盛を退け為時を叙爵(=従五位下に就任)。995年、宋国人が越前に来日しており(小浜港か博多港に来るのが来日ルート)、道長は漢詩ができる為時を選んだ。平国盛は播磨守に就任。為時が越前守に就任したため、式部も越前国府(京大日赤のたけふ市!OSK公演のたけふ市!!)へ行った。のち式部を京に置いて越後守にまで出世。

夫が藤原宣孝(のぶたか)。山城守のとき式部と結婚。道隆の口添えで六位、五位と官位が上がって、花山天皇退位後も検非違使になる。990年、受領・筑前守にまでなる。式部とは死別。式部の姉も死に、為時は後妻の家に入り浸り、式部は弟・惟規との二人だけの生活が続く。

宣孝の兄が説孝(ときたか)で、説孝の末裔が上杉氏。元々貴族から転落した丹波の武士。足利貞氏(尊氏の父)に嫁を出したことから一発逆転の出世。

 

藤原実資(さねすけ) 957年生まれ 「小右記」をかく 道長の倭歌を記したことで有名。

「この世をば わが世とぞ思う 望月の 欠けたることの なしと思えば」

円融・花山・一条の蔵人頭。伊周も顕光も嫌いである。頼通が好き。道綱をバカにしている。

974年 右近衛少将

989年 参議

995年 権中納言 *権(ごん)=仮のという意味だよ 令外官

996年 中納言

1001年 権大納言

1009年 大納言

1021年 右大臣(65歳)

*顕光死去して、頼通左大臣、公季太政大臣、教通内大臣、実資右大臣

1046年 右大臣現職のまま死去(90歳)

 

藤原道綱(みちつな) 道長の異母兄 母は「かげろう日記」を著した。

996年 中納言

997年 大納言

1020年 辞任、出家

 

師貞(もろさだ)親王(のちの花山天皇) 権力基盤が脆弱!!

外戚が伊尹(これただ)だが早死にして、血縁関係のない頼忠が関白になっている。伊尹のこどもが義孝と義懐(よしちか)だが、義孝は早死に。為時は妻がいとこ同士という関係にある義懐を頼って出世。

冷泉皇統が嫡流、円融皇統は傍流である。

懐仁親王(のちの一条天皇)を立太子させることを条件に円融天皇が退位。花山天皇が即位。地位の低い義懐主導の新政がはじまった。

がしかし、・・・・・・・公卿が不満で、不参・遅参。政治が停滞。

986年、花山天皇出家入道。義懐と惟成も出家。為時は逼塞。

 

一条天皇即位 兼家が摂政

 

藤原道長の出世

995年、疫病で道隆と道兼が死去。

*内覧がないと天皇の暴走になりやすい。

詮子の口添えで、権中納言の道長に内覧宣旨。右大臣に就任。あり得ない昇級。道長30歳は病弱だったし、彰子8歳、頼通4歳と幼く、伊周22歳(これちか)にとって道長は脅威ではなかった。父の道隆は糖尿病で早逝。油断だね。道長と伊周が口論。伊周が女院(詮子)を呪詛。道長と隆家が七条大路で合戦。

*身分の上下関係: 女院>中宮=皇后 (女院は上皇と同じ身分!!)

 中宮、皇后は、父が大臣であることが必要。

996年 長徳の変

伊周・隆家の従者と、花山法皇の従者が乱闘、死人が出る。伊周が花山法皇の輿を射る。道長の関与・陰謀ではなく、一条天皇が道長・隆家を左遷。

一条天皇の中宮・定子が脩子(しゅうし)内親王を出産。焦る道長。元子が入内し懐妊。

*元子が皇子を産んでいたら、顕光が関白になっていた。道長罷免。

道長が左大臣に就任、道綱を大納言に据えた。異例の出世に、「小右記」を著した藤原実資(さねすけ)が大激怒!

997年 詮子の病悩により、伊周・隆家の罰が解かれ召還。

997年 高麗入寇。

998年 道長が腰痛。一条天皇に入道を勧められ関係が悪化。

999年 璋子を入内させる。

1005年 孟冬の旬政。道長の儀式案に実資が全面支持。

1019年 刀伊の入寇。女真族襲来。太宰府権帥・藤原隆家が撃退。

 

三条天皇即位

実資に対し、「密密に奏上せよ。」道長を通さず、実資に意見を求めた。実資は「影の関白」と呼ばれた。

1012年 妍子(けんし)を中宮、娍子(じょうし)を皇后とした。

1014年 心労から失明。道長が三条天皇に譲位を説得し続けた。

資平(すけひら)に対し、「道長が死んだら関白にする。」

|

2023年12月 8日 (金)

有沙瞳ちゃん12

有沙瞳ファンクラブ「M-amour」に入会した。次は上六新歌舞伎座「CROSS ROAD」のチケットをゲットしなければならない。

|

2023年12月 7日 (木)

2024新春のOSK&宝塚観劇予定

チケット争奪戦も明日から佳境に入る。花組トップ退団公演、月組トップ退団公演がかなり厳しい激戦になりそうだ。おはね(きよら羽龍)の月組残留を喜んでいる。OSK、花組、月組はしっかり観劇を続けていきたい。

舞海りらちゃん、桜乃ひとみちゃん推しで、

OSK「大阪ラプソディ」A席2回

暁千星くん、詩ちづるちゃん推しで、(ここは月組か)

星組「RRR」S席2回

OSK100期生の公演をYoutubeで観たが、娘役二人がなんだか豪快ですごい。来年、春のおどりが今から楽しみ。

|

2023年12月 4日 (月)

天下分け目の戦い、ディウ沖海戦

ポルトガル、オマーン帝国、マムルーク朝、グジャラート王国の関ヶ原の戦いというべき、ディウ沖海戦に興味がある。中世インド西海岸の歴史、中世アラビア半島海岸の歴史、中世東アフリカ海岸の歴史は、日本のみならず東アジアおよび東南アジアの運命を決定づけた重要な教養知識である。

|

2023年12月 3日 (日)

宝塚歌劇雪組「Boiled Doyle on the Toil Trail」「Frozen Holiday」(2回目)をみて

夜明けの日差しで起きて、ワシントンホテルでモーニング。10時前に関目君が宝塚駅に到着したとの報があり、窓からみえる宝塚大劇場に行きました。

Img_2954

クリスマスと正月のショーがめっちゃすばらしく、リピートが楽しみ。座席は2階最前列ド真ん中。

Img_2977 Img_2981_20231204164901 

第一部

華純沙那ちゃんと野々花ひまりちゃんの妖精がかわいい。あーちゃんの赤ずきんちゃん並みのヒットだ!

ストランドマガジン社員のセリフで、「リッピンコット社はどうですか?」があったが、Lippincott。アメリカの生理学テキストを発刊しており、わかりやすくて私の大好きな出版社だ。

第二部

上手側 希良々うみ 有栖妃華

真ん中 麻花すわん 千早真央

下手側 華純沙那 音彩唯

SHICTのドーナツ5個をおみやげに買いました。関目君も同様に5個買いました。居酒屋で関目君と飲み会。咲が退団したらしばらく観劇をやめるそうです。私は観ますけどね。

トップ交代後の花組はさらにたくさん観劇するのは必定だが、いま実力ナンバー1の地位にある月組が心配だな。

月城かなと・海乃美月退団祝福ムードが、天彩峰里組替えで話題がかっさらわれるのだが、劇団幹部はごり押しするのだろう。

蒼穹の昴以来、その月組の実力に雪組が肉薄してきた。だから雪組観劇ははずせなくなってきた。あとはOSK日本歌劇団を観る。花組と双璧のダンス力はぜったいはずせない。凛乃しづかvs舞美りらの京都対決を夢想することもある。

|

2023年12月 2日 (土)

宝塚歌劇雪組「Boiled Doyle on the Toil Trail」「Frozen Holiday」(1回目)をみて

午前診を終え、近畿自動車道、中国自動車道を走って、嫁と宝塚大劇場に行ってきました。

Img_2880

座席は1階やや前方下手側の良席でした。

Img_2916 Img_2925

第一部 ボイルド・ドイル

コナン・ドイル(彩風咲奈)の半生を描いた作品で、作家の創作葛藤を描いていました。コナン・ドイルが置かれた家庭環境はひどく、DV父チャールズ(奏乃はると)のもとを母メアリ(妃華ゆきの)がほかの男のもとへと去り、コナン(彩風咲奈)とロティ(野々花ひまり)とコニー(華純沙那)の兄妹がばらばらになって生きていました。ロティはイギリスからポルトガルまで(奴隷として?)流されていたようです。そんなコナンを嫁ルイーザ(夢白あや)が懸命に支える。作者自身が作品の中に飛び込む、仮想と現実の交錯がおもしろかった。シャーロック・ホームズ連載をやめなければならなかった理由と、連載を再開した理由がよくわかりました。シャーロック・ホームズ(朝美絢)とモリアーティ(彩風咲奈)の絡みは、宙組「シャーロック・ホームズ」でのシャーロック・ホームズ(真風涼帆)とモリアーティ(芹香斗亜)を連想させてくれ、同期同士、咲からキキへのエールみたいなものを感じました。

シャーロック・ホームズとコナンの悪魔的な契約によって、売り上げ最低のストランドマガジン誌にホームズ連載を開始するや、いっぺんに売り上げナンバー1になる。黒板に書かれた売り上げグラフをオペラグラスで観たら垂直すぎて笑えました。ストランドマガジン社のほのぼのした社風がいい感じで好きですね。おじさんが十八番の和希そらが編集長ハーバートで、社員が諏訪さき、聖海由侑、音彩唯と実力者トリオ。退団が決まっている和希そらをオペラグラスでしっかり見納めました。快挙でルイーザを目の前で抱きしめたハーバート(和希そら)をコナン(彩風咲奈)が殴り、社員たちが駆け寄って看病するシーン、笑いました。宙組「プロミセス・プロミセス」でも同じような誤解が招く、殴られのびるシーンがありましたね。連載再開に喜んだ悪魔くん(朝美絢)がお礼に車いすで死を待つルイーザ(夢白あや)を元気に歩かせるシーンもおもしろかった。

第二部 フローズン・ホリデイ

下手側そでには華純沙那ちゃんと音彩唯ちゃんが張り付いてくれて、眼福でした。かすみちゃんキレキレダンスのハッスルが若くてすごかった。舞台袖でも観てますよ。かわいいわ。立つ姿勢が腰から常にバレエのはばまいも、踊るぞとなったときの迫力がすごい。若いっていいね。白綺華、音綺みあ、雪組娘役陣はほんま実力者補強がすごい。父チャールズ介護のラストシーン、ナースの白綺華ちゃんにセリフをあげてほしい。

麻花すわんちゃんはセンター定位置。

和希そらショーはしっかりとオペラグラスで見納め。出番がいっぱいあって最後を飾るにはふさわしいショー。

これでもかというくらい、盛りだくさんのショーで、今年度最高の仕上がりでした。クリスマスを雪組が祝う。

エトワールは4人組、華純沙那、華世京、音彩唯、紀城ゆりや。なかなかの迫力でした。

阪急交通社抽選で、夢白あやちゃんの色紙が当たり、ほくほくと宝塚ホテルの帰路につきました。明日は朝から関目君と雪組観劇。お互い2回目の観劇なので、トークがはずみそうです。来夏の雪組ベルばらはチケットが取れそうにないので、咲の会の力で関目君に2回同行したいと思います。

Img_2892 Img_2898 Img_2902 Img_2905

|

« 2023年11月 | トップページ | 2024年1月 »