ゆげ塾を聴講して
いま興味がある中国史を聴講しました。
コークス 石炭を蒸して不純物を除き、これによって火力が激増した。
西洋ではイギリスのダービーが18世紀に発明していたが、中国では9世紀にコークスを発明しており、料理の火力が強く何でも食べた。ここから講義にはなかったが、人肉も好んで食べた。とくに875年黄巣の乱で中国南部での食人行為は史上惨憺たるものだった。なるほどコークスで火力が強かったので、火鍋で腐敗臭を幾分緩和し成しえた仕業だったのか。それまでは春秋戦国時代以来、塩・酒に漬けてから食べていたので手間暇がかかっていた。「羹(あつもの)」孔子や曹操も食べてたね。武漢でコウモリを食べてコロナウィルスがパンデミックしたし、迷惑この上ない。
漢字 漢字を用いたのが中国。
王朝が交代するたびに漢字の読み方がわからなくなった。征服遊牧民にとって漢民族農耕民の発音て知らんがなという話。だから漢字の読み方を逐一、テキストにして残していかなければならなかった。
革命 農村から革命が起きるのは中国だけの現象。
中国の農村は人口密度が高いから成しえる。毛沢東がはじめてそのことを明文化した。
第一次・第二次・第三次産業
農業から利益が出る時代の勉強をする。だから中国の均田制を学ぶ。日本は第二次・第三次産業で利益を得るので農業の重要性が低く、農業歴史勉強のサンプルになりえない。資本と労働力の勉強にとっては重要。
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