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2023年6月29日 (木)

宝塚歌劇星組「1789ーバスティーユの恋人たちー」をみて

車で近畿自動車道、中国自動車道を走って、嫁と宝塚大劇場に行ってきました。座席は1階上手側やや前方の良席でした。

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池田泉州銀行のくらっちも見納め。

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ロナン役のまこっちゃん(礼真琴)の気迫を感じましたし、オランプ役のひっとん(舞空瞳)もそれによく応えていましたし、アルトワ伯(瀬央ゆりあ)、デムーラン(暁千星)、ロベスピエール(極美慎)、ダントン(天華えま)、フェルゼン(天飛華音)をはじめ、すべての組子たちがお互い持ち場を競い合って、精一杯歌い踊っていたのが、とてもすばらしかったです。まこっちゃん頼みの星組をようやく脱却したなと思いました。

マリーアントワネット役のくらっち(有沙瞳)の最後の舞台を見納めできたことは幸いでした。ルイジョセフ(美玲ひな)の死で涙を流し、気合のこもった歌で、花總まりちゃんの後釜で東宝エリザベートもいけるくらいの歌唱力と表現力でした。ひょっとしてひょっとするかも。

ソレーヌ役の小桜ほのかちゃんも、家庭的なイメージキャラを払拭して革命に全力を漲らせて演じておられ、とても感動しました。

瀬央ゆりあさんの最後の銀橋ソロには大拍手がありました。専科に行っても頑張ってほしいです。

ロケットは、上手側に藍羽ひよりちゃんと茉莉那ふみちゃんを見つけてオペラオペラ、とてもかわいかったです。

定番のまこっちゃんとひっとんのデュエットダンスは、すばらしかったです。

エトワールは、詩ちづるちゃん。芝居の月組仕込みだけあって、お芝居も歌もダンスも完璧でした。

パレード、上手側花道に綾音美蘭ちゃんが可愛く、これからも頑張ってほしいです。

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2023年6月25日 (日)

宝塚歌劇月組「月の燈影(ほかげ)」(ライブ配信)をみて

隅田川(大川)の向こうでは、江戸の掟は通じず、守るべき人ができたら、その宝を失うか、江戸で犯した罪に新たな罪を重ねるしかない。

深川 淀辰(夏美よう)

両国 幸蔵(礼華はる)

両者のショバ争いの話。江戸火消しの”さっちゃん”(幸蔵)は、訳アリの姉・お勝(麗泉里)と幼馴染の”しろきち”(次郎吉・彩海せら)を失う。思いを寄せる賭場のスリ・お壱(花妃舞音)がかわいかったです。

身請けを迫る淀辰を嫌った芸者・喜の字(天紫珠李)をめぐり、弟の新助(一輝翔琉)が次郎吉(彩海せら)を刺殺、幸蔵(礼華はる)が同心・大八木(春海ゆう)の帯刀を奪って淀辰(夏美よう)を刺殺。幸蔵と一緒に生きたいという次郎吉の夢を叶えるべく、幸蔵が鼠小僧次郎吉となって市中引き回しのうえ獄門に散るという悲話。もう少しなんとかならなかったものか。

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花妃舞音ちゃん

めっちゃ、かわいい。やはり、「月の燈影(ほかげ)」ライブ配信をみるしかないか。「うたかた」「ミーマイ」の主演を期待しています。

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2023年6月24日 (土)

宝塚歌劇月組「Death takes a Holiday」(ライブ配信)をみて

白河りりちゃんの活躍に期待。

歌いながらタップするのは至難の業、りりちゃん、体力が素晴らしい。地声で音程をしっかり捕えて外さず。

イケメンの死神(月城かなと)が、ニコライに扮して、人間が織りなす色んな恋愛を学んでいく物語のようだ。死にかけた人間は死神の眼を見て怯えるのだが、人間側の事情を知らない死神が、人間の愛とはこういうものかと学んでいくストーリー。

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2023年6月21日 (水)

東魏 vs 西魏

隋末期の軍閥

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北魏が北の国境警備にあたっていた六鎮の乱で東西に分裂。同じ鮮卑なのに、洛陽でぬくぬくと暮らす奴がいれば、六鎮で明日の生命も保障されない奴もいる。不公平な話だ。六鎮のひとつ武川鎮からのちの皇帝が続出した。東魏は当時、漢人が多く、官僚組織を取り込んだ。西魏は武骨な胡人・西涼を軍人として登用、軍事国家となった。当然、西魏が強いはずが、東魏の将軍・高歓には連戦連敗。愚帝によって高歓が処刑死すると、西魏の柱国大将軍・宇文泰が圧勝。

楊堅(文帝) 嫁が独孤伽羅。独孤氏は楊氏より家格が上で、カカア天下。

 南朝の陳を滅ぼし天下統一を果たすため、短く運河を作らせた。

楊広(煬帝) 嫁が簫皇后。梁の菩薩天子(武帝)の末裔!!

 天台宗開祖・智顗(ちぎ)に心酔し、仏の国・梁に憧れ、江南の建康に行幸するために長い運河を作らせた。

百済が隋に高句麗遠征を要請したのだが、百済は隋を裏切って高句麗と内通していた。そのため隋水軍・来護児は高句麗に連敗した。

国は滅びても夫婦共々、命だけは救われると信じた煬帝が側近によって殺害され、簫皇后は妾の子を連れて東突厥に頼り、北境地に亡命。李淵を撃退した。

敵将を手なずけた李世民が隋末に割拠していた軍閥を討ち果たして天下統一。626年、玄武門の変で、兄・李建成と弟・李元吉を殺害した。李世民は王羲之の書を収集し、欧陽詢に鑑定させた。欧陽詢の死後は、褚遂良に鑑定させた。孔潁達(くようだつ)に五経正義の編纂を命じた。高宗のときに完成。隋の開皇律令と唐高祖の武徳律令の矛盾点を解決し残酷な刑を改善し、貞観律令格式を制定した。均田制・租庸調制、府兵制を敷いた。

門下省 高士廉(侍中)・崔民幹(黄門侍郎)

中書省 房玄齢

尚書省 簫瑀(左僕射)・封倫(右僕射)

吏部 長孫無忌

兵部 杜如晦

諫議大夫 魏徴

 

則天武后が科挙の改革を行い、詩賦(作詩作文の能力)を重んじたために、唐詩隆盛の原因となった

西魏側陣営が東魏側陣営を征服する形となった大唐帝国だった。旧東魏に鮮卑残党やソグド人や契丹人などが住み、旧西魏にはタングートらが住みつき、吐蕃が虎視眈々と長安をうかがっていた。

玄宗皇帝の時代、宰相・李林甫が死ぬと楊国忠が就任。敵視された安禄山が反乱を起こした。このとき反乱軍に吸収していったのが胡人と悶々と暮らしていた旧東魏の末裔たち。糖尿病で悪性腫瘍・脳転移で精神錯乱した安禄山のあとを盟友・史思明が継ぐも、長安・洛陽の制圧に手こずり、江南にまで反乱軍を派遣することができなかった。結局、ウィグルが旧西魏サイドに付いたため、旧東魏サイドはまたしても敗北を喫した。

大宰府倭京に都を置く倭王は、この隋唐の混乱を笑いながら眺めていたことであろう。上宮法皇(日出る処の天子・多利思北孤)、わかんどおり(桐壺帝)をはじめ、光源氏ら倭王が、大宰府後宮数千人と恋沙汰に興じてしまった倭国。李世民が擁するブレインたちを掌握し、俀国(扶桑国)・中大兄皇子を調略した則天武后によって倭国が滅ぶことになるのだが。

 *狭い奈良飛鳥小墾田宮に後宮数千人が住んだ形跡はない。女帝・推古大王が後宮を召し入れてどうする?聖徳太子は継体の盟友・大臣(おおおみ)・亡命した任那王?・蘇我氏に小突き倒されていた。源氏物語が、宿敵の亡国恋愛失態を描いていたから、平安藤原貴族たちがやんややんやと囃子たてていた。歴史として残せない史実は物語として残すのが常套手段なのだ。倭王・磐井は、梁の菩薩天子(武帝)の心の友。上宮法皇は、煬帝に対して「同じ菩薩天子じゃないか、仲よくしよう。」と親書をしたためたため、天子に二つはなく無礼として煬帝を怒らせたのだった。聖徳太子は、蘇我氏に睨まれながら武帝の皇太子(昭明太子)に心酔していた。

 *中臣鎌足(のちの藤原鎌足)は、唐の密命を受けて、海外に目覚めたばかりの俀国(扶桑国)の遣唐返答使として来日したスパイ。祈祷専門家・中臣氏になりすまして中大兄皇子を調略し、645年、大化改新をおこし、朝鮮半島出身の蘇我入鹿を殺害した。白村江の戦いは、唐・新羅だけではなく、唐・新羅・俀国(扶桑国)vs 倭国・百済の戦いである。唐が突厥や百済や新羅を調略しているのに、卑弥呼と卑弥弓呼に分裂していた日本を調略しないわけがないではないか。日本の情勢を逐一調査分析して歴史書に記載している。大宰府は唐の征服を受けており、その証拠に都護府が置かれている。倭国は負けたが俀国(扶桑国)は勝った。倭国を匿った女帝・持統天皇が則天武后からゆるゆると自由になったのは、同じ女性であったうえに、698年、東突厥が長安を攻め、都護府に軍を送ることができなくなったから。

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2023年6月14日 (水)

宝塚歌劇雑感35

星組1789チケット2回のうち、ついに1回分がコロナ休演で払い戻しに。千秋楽近くのチケットにすべての希望を賭けています。

つづく大好きな花組と月組も観劇予定。最近、花組ダンスキレキレの105期・初音夢ちゃん、そして月組の歌うま&ダンスキレキレの102期・菜々野ありちゃん(土佐女子)に気づいて、オペラ観測する予定です。夢ちゃんは、風羽咲季ちゃん、あわちゃんと同じ豊中なんだね。

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2023年6月11日 (日)

宝塚歌劇宙組「カジノ・ロワイヤル」(ライブ配信)をみて

家でゆったりと観劇。カメラワークがこまめで、優れていました。風羽咲季ちゃんにもショット。

サヨナラショーをしっかり見納めました。

真風涼帆さん、任務完了、ご苦労様でした。芹香斗亜さんとの挨拶は泣けました。

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2023年6月10日 (土)

第7回奈良呼吸器アレルギーセミナーに参加して

日本専門医機構 小児科専門医更新

(ⅱ)単位 医療安全 0個ゲット。通算3個/1個以上

      感染対策 0個ゲット。通算3個/1個以上

      医療倫理 0個ゲット。通算3個/1個以上

       合計9個/3個以上10個まで

(ⅲ)単位 1個ゲット。通算10個/24個以上

(ⅳ)単位 0個ゲット。通算2個/6個まで

 (ⅱ)(ⅲ)(ⅳ)すべての合計21個/40個以上

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2023年6月 8日 (木)

京都府立山城郷土資料館「恭仁宮と神雄寺」をみて

車で20分、ふるさとミュージアム山城に行ってきました。

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第一部 恭仁宮 右大臣・橘諸兄が政権を掌握。

740年(天平12)12月15日 恭仁宮遷都の勅命

 平城宮第一次大極殿を移築して、恭仁宮大極殿にした。

741年(天平13)3月24日 国分寺・国分尼寺建立の勅命

742年(天平14)8月 紫香楽へ行幸を繰り返し、離宮とする。

743年(天平15)5月27日 墾田永年私財法を発布

743年(天平15)12月26日 紫香楽宮造営の勅命、恭仁宮造営を停止。

744年(天平16)2月26日 難波宮遷都の勅命

746年(天平18)恭仁宮大極殿を山城国分寺に施入

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瓦の刻印に、則天文字が散見!唐(周)との交流がうかがえる。

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平城京の外港として、上津遺跡が繁栄していた。のち山背国府の時代には、泉津が外港として繁栄した。

山城は、渡来人の巣窟であり、白鳳時代に大寺院が建立された。

 高麗寺 狛氏

 蟹満寺

 久世廃寺

 海住山寺

 

第二部 神雄寺

恭仁京建立に際し、新たに神雄寺を建立。唐三彩を真似て、日本固有の彩釉陶器を作成した。

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神雄寺で何をしていたかというと、ひたすら祈っていた! 灯心の焦げ目は一カ所しかないので、使い捨ての容器に灯籠を灯して拝んだ。「燃燈供養」と呼ばれている。

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2023年6月 4日 (日)

東大阪市文化創造館「She Loves Me」をみて

近鉄各停で八戸ノ里下車、お初の東大阪市文化創造館に行ってきました。座席は1階下手真ん中あたり。

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バラッシュ役の綺咲愛里ちゃんをオペラオペラ。喜劇にチャレンジ、本格的なミュージカルソロもしっかりこなしていました。何を着ても、今日もあーちゃん、綺麗でした。

欲を言えば、恋人ノワック役の薮宏太さんと、デュエットダンスでラストを決めてほしかった。

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2023年6月 2日 (金)

宝塚歌劇星組(BD)「モアー・ダンディズム!」をみて

今日から、「1789」初日はじまりました。

エトワールは詩ちづるちゃん、くらっち(有沙瞳ちゃん)は、ぴーすけ(天華えま)と二人降りのようです。

くらっちの名シーンをみて、来る観劇にそなえました。

Gone with the Wind メラニールックのくらっち

鹿鳴館ルックのくらっち

はるこちゃんとシンメのくらっち

エトワールのくらっち

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