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2023年2月25日 (土)

祇園末友で間人ガニ

六波羅蜜寺を拝観して、すぐそばの祇園末友で17時から20時まで飲み会。井高野君と現地集合。

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大きな間人(たいざ)ガニが生きており、私を威嚇していました。噛むと身がパラパラとほぐれていき、日本海の代表的珍味を堪能しました。

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六波羅蜜寺を訪ねて

午前診を終え、13:26大和西大寺発の近鉄特急で京都へ。206系統の14:20京都発・市バスに乗り、千本松、大徳寺、京都大学を遠回りして16:00にやっと清水道を下車。運賃230円。

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さっそく六波羅蜜寺に行き、令和館へ。

空也上人立像 康勝作

平清盛坐像

運慶坐像

湛慶坐像

地蔵菩薩坐像 運慶作

本尊は、国宝秘仏・十一面観音立像。ご開帳はなし。御真影は、800円で売られてましたので購入。来年、辰年に公開されるようです。なにせ12年に1回しか拝めないので、参上仕ります。

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2023年2月24日 (金)

悲哀の天智天皇

唐にかぶれ、倭国皇帝の座をまんまと手にした天智天皇だったが、民はそれを許さなかった。大きな反唐・反政府運動になったのが壬申の乱。

白村江の戦いの当初は、扶桑国が唐に従順だとみられていたが、百済を裏切り敗戦に導いた禰軍の讒言により、扶桑国が倭国と百済を匿っていることを重く見た唐。徐々に大宰府都督府に居座り破壊しつくす唐進駐軍と嵩にかけてくる新羅軍の圧力が高まってくる中で、天智天皇は藤原鎌足や柿本人麻呂ら重臣を従えて、来る唐との戦争に備え、瀬戸内海の島々に百済式山城を建築する。

戦後こそ日本国存続のために働いた天智天皇であったが、やはり売国奴のレッテルは外すことができず、壬申の乱で敗北した。乙巳の変で、主君だった蘇我入鹿を裏切った天智天皇は、死ぬまで裏切者であり続けた。

天武天皇の恩義で死罪を免れた藤原不比等は、不死鳥のようにしぶとく蘇り、不都合な歴史を改ざんし、昨日の敵は明日の友、天武天皇理想の都だった藤原京・平城京を牛耳り、天武系の血を悉く葬り去った。平安京では源氏物語で憧れた倭帝のような延喜天暦の治にはるかに及ばず、藤原氏は日本荘園の大部分を私物化し、最後に末裔・近衛文麿のソ連への売国行為によって実質的に日本国は滅亡した。

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2023年2月23日 (木)

柿本人麻呂から柿本佐留(猿丸大夫)へ蔑称

福永晋三氏の説

2023.02.22 豊国万葉集⑥ 柿本人麻呂② - YouTube

2023.01.18 豊国万葉集⑤ 柿本人麻呂① - YouTube

天智天皇の重臣(採銅使)だった柿本人麻呂。672年、壬申の乱で天智天皇が入水自殺、柿本人麻呂は天武天皇の世に失脚。天智天皇は唐にかぶれた売国奴だと発覚したため、壬申の乱が勃発した。柿本人麻呂も同罪。682年6月5日死去。同年、天武天皇が催鋳銭司(天智天皇が作らせた和同開珎を砕いて鋳造しなおす役所)を設置した。

讃岐・沙弥島に天智天皇の死骸がうちあがり、志貴皇子とともに千手寺にお遷して天智天皇を偲んで詠める歌

皇(おおきみ)は 神にしませば 真木の立つ 荒山中に海鳴りするかも 人麻呂

玄界灘の海に入水自殺された天智天皇は神であらせられるので、真木の立つ、こんなに荒れた山中(千手寺・天智天皇陵)で、海鳴りがするのだろうな。

現在、この地は財務省管轄地になっている。天武天皇は日本書紀でこの地名を明記することを許さなかった。

 

663年 白村江の戦い

倭国(天武天皇)・百済・高句麗 vs 扶桑国(天智天皇)・新羅・唐

白村江の戦いののち、唐の進駐軍(百済の裏切り将軍・禰軍・678年死去)の追及を逃れるため、天智天皇が柿本人麻呂を従えて、瀬戸内海に城を築きながら、気比(神功皇后の都)まで凱旋。瀬戸内海の城を拠点に、後世、村上・河野・能島水軍が基地とした。

 

柿本人麻呂の妻

軽の妻 玉の首飾りがかかっているように見える畝傍山に住む。銅を採る。

磐根の妻 石見国の高い津野の山に住む。銀を採る。

万葉の時代のもみじは黄色い「黄葉」であり、魂が現世に漂う黄泉の国を連想する。赤い「紅葉」になるのは平安以降。

 

柿本人麻呂は、上宮法皇(日出処天子)の孫。天武天皇も、上宮法皇(日出処天子)の孫。柿本人麻呂親子は大宰府(倭京)から香春岳に派遣されて採銅していた。上宮法皇は太宰府天満宮に眠っている。

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2023年2月22日 (水)

目利きの銀次で飲み会

関目君が奈良に来訪、ヅカバナをつまみに飲み放題。

95期トップが今の時点で3人、冷静になって考えて、トップを5人出すほど95期は優秀なのか、いやちゃうやろというところからスタート。This is 95期問題っちゅうやつ。

星組公演1789で、大御所が男役も娘役も一気に多数退団しそうだという意見で一致。関目君は「さらば雪組」、私は「さらば星組」になるかもしれない。

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2023年2月21日 (火)

宝塚歌劇雑感31

綺咲愛里ちゃん、ミュージカル女優に、ファッションモデルに、退団後も順調にご活躍。6月、あーちゃん主演の八戸ノ里公演に当選できるかな。

ファンクラブ(a-family)で、生パスタ作りに引き続き、チョコお菓子作りをご披露。とてもおいしそうです。

あーちゃん、くらっち、こりら、るりはな、みらん姐さん、うたち、ひより、首席おふみが星組の御贔屓さん。

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2023年2月19日 (日)

宝塚歌劇月組「応天の門」「Deep Sea」(4回目)をみて

午前診を終え、阪神高速を走って阪急今津線に乗り、宝塚大劇場に行ってきました。井高野君と現地集合。座席は1階21列下手側の良席でした。

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観劇後、宝塚ホテルのアンサンブルでディナーコース。

月組はこれでMy楽、宙組「カジノロワイヤル」、雪組「ストルーエンセ」、星組「赤と黒」は落選に落選を重ね、4月に宙組「カジノロワイヤル」S席1回のみ。桜の花見に専念する予定。

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2023年2月16日 (木)

宝塚歌劇月組「応天の門」「Deep Sea」(3回目)をみて

今朝、阪神高速を走って、阪急今津線に乗り換えて、嫁と宝塚大劇場に行ってきました。座席はSS席2列下手側、千海華蘭さん、白雪さち花さん、彩みちるちゃん、天紫珠李ちゃん、結愛かれんちゃんと目線が合いました。

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今日から、きよら羽龍ちゃんがショーに復帰。第一部では藤原常行を道真が看病しているシーン。結愛かれんちゃんの大師ダンスの一員として下手側で踊ってはりました。

プロローグで、月城かなとさん(道真)が応天門で読んでいた本の題名をオペラグラス。「華陽国志」という題名でした。歴史書のようです。

道真が常行の解毒処方を調べている本の題名は、「医学○○」。急性期は傷寒論、慢性期は金匱要略くらいしか知らない。

長谷雄は、道真の学友。白梅は、道真の女房。てっきり丁稚だと思ってました。

下手側で踊る娘役は、蘭世惠翔、菜々野あり、美海そらの並び、きよら羽龍、羽音みか、白河りりの並び。朝香ゆらら、静音ほたるの並び。大体、年功序列で前後並んでいたかな。八重ひめかちゃんをチラッとみかけました。

エトワールは、桃歌雪ちゃん。声量がデカくて、めっちゃうまかった。

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2023年2月14日 (火)

レオニダス「バレンタインチョコ」

なかむら小児科のスタッフからいただきました。

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マノンカフェ 2個 ← 期間限定の人気No.1

フォーエバー 1個

ブッシュプラリネ・ビター 1個

ノアゼットマスク・ミルク 1個

ジャンドゥジャ 1個

ルイーズミルク 1個

マロン・ビター 1個

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2023年2月13日 (月)

デメル「ザッハトルテ」

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口の中でチョコレートがとろけました。

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2023年2月12日 (日)

宝塚歌劇月組NOW ON STAGEをみて

仲の良さそうな雰囲気のいい月組だ。お決まりのコースでスタート。

れいこ「じゃあ、司会進行はどうしますか?」

ちなつ「風間で。」

れいこ「風間で。」

ちなつ「お願いしまーす。」

おだちん「じゃ、がんばります。」

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2023年2月11日 (土)

宝塚歌劇月組「応天の門」「Deep Sea」(2回目)をみて

今朝から阪神高速を走り、阪急今津線で嫁と宝塚大劇場に行ってきました。座席は1階上手側真ん中あたりの良席でした。

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第一部がはじまってすぐ、866年の応天門の変の主役が二人会話を交わし登場。

伴善男 夢奈瑠音(マッチョ) with 伴中庸 柊木絢斗(クルックー)

源信 朝陽つばさ(客に語る警官) with 源融 蘭尚樹(炎のマイムダンサー)

続編をきっと公演するだろう。

 

月城かなと(菅原道真)一家

 父 菅原是善 佳城葵

  藤原に関わるなと忠告するが、菅三(三男坊)は正義感が強く基経に襲われる

 女房 桂木 梨花ますみ(みとさん)

  いつまでも道真を子ども扱いする

 丁稚こども男 長谷雄 彩海せら 

  昭姫(海乃美月)に双六で負け米200俵を支払い請求される

 丁稚こども女 白梅 彩みちる 茶髪とそばかすに注目!

  在原業平(鳳月杏)の色気に数回堕ちた

 

昭姫(海乃美月)の店に、踊りの師匠・大師(結愛かれん)が出入りしており、百鬼夜行を退散させるべく、神泉苑で魂鎮めの祭りが催された際に、大師(結愛かれん)が踊りまくる。

海乃美月(昭姫)一家

 従業員の娘たちがいて、癩患者をはじめ病人や身障者を匿っている。借金取り用心棒として、大拙(大楠てら)を雇っている。

 フキ(きよら羽龍・お羽)が、借金のツケがある長谷雄(彩海せら)から籠の荷物を受け取っては棚に置いている。エプロンがかわいい!

 ヨリ(白河りり)が、昭姫に「おねえちゃん。」

 顔にできものがある癩患者は、咲彩いちご(いちごちゃん)。

 

第二部

ロケットリードダンサーは、朝香ゆららちゃん。美園さくらちゃん時代のパレードでエトワールを上手側から見上げていた。笑顔が可愛い。そのころから注目している。トップまちがいない詩ちづるちゃんと仲良し。潤花ちゃんにつづけ。

エトワール 白河りり。歌がうまいだけでなく感動して鳥肌が立つ宝塚の至宝。ダンスも芝居も度胸満点、安定感抜群。トップになることを関目君ともども祈っている。

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2023年2月 9日 (木)

宝塚歌劇月組「応天の門」「Deep Sea」(1回目)をみて

昼前に阪神高速を走り、阪急今津線に乗り換えて、嫁と宝塚大劇場に行ってきました。キャトルレーヴでは、公演プログラム、星組ディミトリBD、白河りりちゃんのパネル写真、潤花ちゃんと有沙瞳ちゃんのブロマイドを購入。

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座席は1階前方上手側の良席でした。月が欠けていきました。

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安定の月組、すばらしい公演でした。上手側花道が目の前で、朝香ゆららちゃん、美海そらちゃん、菜々野ありちゃん、白河りりちゃん、花妃舞音ちゃんを近くでみることができました。娘役ファンは上手側がお勧め。朝香ゆららちゃんは美貌だし、意外に身長が高くスラっとしていてトップ映えすることがわかりました。ぜひ頑張ってほしい。

花道を去り際、おだちん(風間柚乃)が手を振ってくれました。

雪組「壬生義士伝」の名子役コンビ復活。彩みちる&彩海せら!

回顧シーンが多く、とにかく子役が何度も登場して目立ちました。

青年期、幼少期の、菅原道真(一乃凛)、藤原基経(白河りり)、吉祥丸(瑠皇りあ)、在原業平(英かおと)、藤原高子(蘭世惠翔)、白梅(彩みちる)、長谷雄(彩海せら)、藤原国経(彩音星凪)、藤原遠経(一星慧)。

脳天気な幼少期の清和天皇(千海華蘭)、退団です。驚異的な十八番・幼さが出ていてよかった。在原業平とラブラブで色気ムンムンの藤原高子(天紫珠李)、おぼこい藤原多美子(花妃舞音)がお輿入れの権力闘争。本人同士は仲がいいのだが、政治闘争はそうはいかない。所詮彼女たちは生ける人形に過ぎなかった。

高子派

 藤原良房(光月るう)、藤原基経(風間柚乃)

 *この親子、養子関係で血のつながりがなく、内心はいろいろ思うところあり。

多美子派

 兄貴の藤原常行(礼華はる)、藤原良相(春海ゆう)

 菅原道真(月城かなと)、在原業平(鳳月杏)

友人のよしみで、菅原道真(月城かなと)が多美子派を応援することになる。凡人だった長男・吉祥丸(瑠皇りあ)を国経・遠経の謀略で犬にかまれ狂犬病にかかって殺された、三男・道真。次男は病死。道真は大学寮での出世や政権闘争を疎ましく思い、唐に憧れを抱く風流人に過ぎなかった。中国人の昭姫(しょうき)が海乃美月ちゃん。安史の乱、黄巣の乱で唐の国土は荒れ果てるのだが、「そんなに中国はいいんか?」と昭姫は道真に告げる。夢を壊すようで悪いが、そんなんじゃない。彼女自身も亡命者。ちゃっかりお代をせしめながらも、道真の百鬼夜行の正体捜索に協力する。

検非違使の長だった在原業平(鳳月杏)だったが、検非違使たちがいまいち言うことをきかず、次官の國道(蓮つかさ)が単独行動をとろうとする。裏で基経が手引きしている。

テーマは「藤原多美子暗殺未遂事件」

百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)。鬼のカシラは、黒炎(朝霧真)。基経が鬼を操って藤原多美子を毒殺しようとして、藤原常行が身代わりで、清和天皇の毒酒の盃をあおって死の淵をさまよう。

 本ばかり読んで人の心を知ろうとしない、堅物・道真

 人の心を知り過ぎて浮気性のナンパ師・業平

どちらも極端であってダメで、その中庸がいい感じなのだろう。お互いに才を認め合い、成長していく物語だ。

 

脇役で目立ったのが大拙またの名を海坊主。大楠てら主演。誰かわからんかったわ。

 

第二部 Deep Sea。

白雪さち花さんがアフロヘアーで目のやり場に困るお姿で踊りまくる。そのパワーが凄くて圧倒された。マッチョの夢奈瑠音くんがさち花をガッチリ受け止めてリフトしていた。マッチョ、すごいね。大楠てら君もさち花をドンとこいで受け止められるが、マイムダンサー・炎の蘭尚樹くんなら突き飛ばされそうだ。

月城かなと、鳳月杏はカッコいいし、気さくなお兄ちゃん的存在の風間柚乃も好き。

娘役のダンスも情熱溢れていてお色気満点でよかった。退団してしまう結愛かれんちゃんをオペラ。

エトワール 天愛(あまな)るりあ

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2023年2月 8日 (水)

宝塚歌劇雑感30

102期のトップ娘役が3人になり、あと1人出せば、74期、76期、96期の4人に追いつく。とくに歌もダンスもできて実力満点の花宮沙羅ちゃんには、がんばってほしい。いつも応援している。

トップにふさわしいと注目している102期娘役は、

 花組 三空凛花 みくりん

 雪組 有栖妃華 ありす

 星組 都優奈 ゆうな

 宙組 花宮沙羅 さら

つづくトップ娘役の宝庫は105期と106期。

 星空美咲、朝香ゆらら、音彩唯、詩ちづる、山吹ひばり、・・・

 湖春ひめ花、花妃舞音、一乃凛、華純沙那、風羽咲季、渚ゆり、・・・

 

宙組トリプルデュエットダンスペアを考えると、

 真風涼帆・潤花 → 芹香斗亜・春乃さくら

 芹香斗亜・天彩峰里 → 桜木みなと・天彩峰里

 桜木みなと・水音志保 → 瑠風輝・水音志保

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2023年2月 7日 (火)

芹香斗亜&春乃さくらトップ就任

大変おめでとうございます。この日が来ることを待っていました。めっちゃ嬉しいです。神戸と京都の上品コンビが楽しみです。

宙組・芹香斗亜さん(阪急交通社)と、花組・永久輝せあさん(三井住友VISA)の2組連続のエリザベートお披露目を期待してます。

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2023年2月 1日 (水)

宝塚歌劇雑感29

2020.8 音楽の宝箱 宙組スペシャル (真風涼帆)

 103期 有愛きい

 104期 朝木陽彩

2020.11 大劇場「アナスタシア」上演

 100期トップ娘役 星風まどか 専科移動発表

 103期2番手娘役 夢白あや 雪組移動発表

 102期 潤花 宙組トップ娘役発表

2021.11 梅芸「プロミセス、プロミセス」上演

 BD/DVD円盤化は一切しないと事前に発表。CDのみ販売。

 えっ、なんで???

 100期 愛海ひかる 休演(代役 留依蒔世)

2022.11 ハナコトバ宙組 放映 この三人は仲良しなんだろうな。

 102期 春乃さくら

 103期 有愛きい

 104期 朝木陽彩 突然の退団発表(大階段降りなし)

2023.1 寿つかさ組長退団発表

 

顔は女優の命。

あの人がトップの下では働きたくない。

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