宝塚歌劇花組「舞姫」(2007年)をみて
太田豊太郎 愛音羽麗 軍事法学を学ぶための国費留学生
エリス 野々すみ花 ビクトリア座の金髪踊り子
黒沢玄三(白鳥かすが)中尉のパワハラに従うしかない。日本人の本質はドイツにおいても何ら変わらない。免官された太田豊太郎を恥に感じた母、太田倫(梨花ますみ)が自害する。
原芳次郎 華形ひかる 油絵を学ぶための私費留学生
マリィ 華月由舞 絵のヌードモデル
美大教授におさまる狭苦しさを嫌って自由を求めてドイツに生きる。油絵を日本に根付かせるという志半ばにしてインフルエンザに罹患して死亡する。
太田家の名誉を守るために、そして大日本帝国のために、帝大の親友、相沢謙吉(未涼亜希)がトヨとエリスの間を割きに入ってくる。まず、太田豊太郎を次期首相候補の天方伯爵(星原美沙緒)に紹介し大日本帝国憲法起草のお手伝いをさせ、復官の機会を与えた。ドクトルヴィーゼ(紫峰七海)にも引き合わせ、通訳として日本に帰国する機会を与えた。懐妊したエリスを残してロシアに出張した。別離のせいでエリスは精神異常をきたす。
夢か現実か
愛か国家か
日本人とはなにかを考えさせられた作品だった。次回はドイツ人とはなにかを考えさせる作品を観てみたい。
あわちゃん(美羽愛)の熱演が楽しみ。
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