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2022年11月24日 (木)

MIHO MUSEUM「文明をつなぐもの・中央アジア」をみて

京奈和自動車道、京滋バイパス、新名神高速を走って信楽ICを降り、ミホミュージアムに行ってきました。偶像崇拝を徹底的に破壊しつくすイスラムのため、謎の国エフタルなど貴重な歴史資料がほとんど残っておらず、今回の特別展はとても貴重です。

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ホラズム、ソグディアナは位置を覚えましょう。

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*中央アジアの主な支配者 時代順に

リディア・新バビロニア・メディア

アケメネス朝ペルシア(金銀複本位制) 

セレウコス朝シリア・パルティア(銀本位制)・バクトリア(銀本位制)

パルティア(銀本位制)・クシャーナ帝国

ササン朝ペルシア(銀本位制)

エフタル(銀本位制)

突厥

 

*金銀交換比率(GSR) 金:銀

アケメネス朝ペルシア 1:13

インド 1:8

*ローマはデナリウス金貨→アッバース朝でディナール金貨

*ギリシャはドラクマ銀貨→アッバース朝でディルヘム銀貨

*中国は銅貨。梁の五銖銭、唐の開元通宝。ソグド商人と中国の緊密な関係が、中央アジアに銅貨をもたらした。16世紀に新大陸(ポトシ銀山)と日本(石見銀山)から大清帝国に銀が大量流入し銀貨になる。当時の金銀交換比率は、ヨーロッパ(1:12)、ペルシア(1:10)、インド(1:8)、大清帝国(1:6)。

 

イラン系エフタル人の顔 インド人に似る、大きなワシ鼻。

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トルコ系突厥人の顔 大きなカギ鼻と長髪

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ソグド商人の本国ソグディアナは5世紀前半からエフタルの支配下に降り、560年、エフタルが突厥の支配に降ったため、6世紀後半に入るとエフタル共々、突厥の支配を受けるようになった。どちらの遊牧民の支配下にあっても、文字を持ち多言語に通じ管理能力に長けたソグド人は、彼らのシルクロード交易の経営に重宝された。

*正倉院宝物のひとつ、八曲杯はササン朝ペルシアで作られた。

*正倉院織物のモチーフ、聖樹双獣文の系譜

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