保元平治の乱と坂東武士
保元平治の乱といえば、とかく京朝廷と畿内一円の平氏・源氏のマウンティングにスポットライトを当てられがちだが、関東情勢に絶大なねじれを生じさせている。全国各地に荘園を独占する荘園領主の一大事は、ただでさえ貧しかった領民にとって生きる糧を隣人に奪われかねず他人ごとでは済まないから。この辺の事情について詳しく知りたい。このねじれの力が原動力となって、隣人による不可思議な陰謀暗殺の頼朝挙兵に繋がっていくのだろう。
領民にとって政治はどうでもいい。経済が何よりも重要なのである。
| 固定リンク
最近のコメント