宝塚歌劇星組BD「王家に捧ぐ歌」をみて
本日、星組公演「めぐり会いは再び」の2回目観劇が中止になり、ようやく5/20公演再開が決定しました。5回観劇予定中3回つぶれ、2回やっと観劇できることは奇跡と言ってもいいでしょう。
王家に捧ぐ歌はライブ配信でみましたが、Amazon予約のBlu-rayが自宅に届き、さっそく見返しました。やはり公私混同はいかんと思いました。公人が私事に走ると、余計に犠牲者が膨れ上がります。戦いは新たな戦いを生む、だから敵を許せ、左の頬を殴られたら、右の頬を差し出せ。大勢の国民が持つ恨みの力はそうたやすく消えないでしょう。売国、裏切者のレッテルを貼られて処刑されるのが関の山。王たる支配者は自分が一番可愛いと描いていましたが、それも真実で、建前と本音、人生、化かし合いの喜劇なのでしょうね。外敵から身を守るには国家が必要で、人間はひとりでは生きていけません。しかし、国家の言うことは嘘も多いので鵜吞みにせず、ほどほどに距離を置いて生きていくのが知恵だなと強く思いました。一見、平和が来たようでも、それは堕落に過ぎず、警戒し戦う気持ちが薄れると外敵から狙われ、下手すると滅亡するという憂き目にあいます。
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