倭国
藤原摂関家のボヤキ。
「おかしいな、倭国みたいにうまくいかねぇな、国家経営は。」
言霊に頼って、口外禁止の倭歌でも編纂してみようか。
倭国・百済 vs 日本国・大唐帝国・新羅
倭国を白村江で滅ぼしてまんまと政権奪取を果たした、大唐帝国かぶれの日本国。
口分田を与えて、公地公民制を敷いてみたものの、増える人口・冷える気候に対して口分田不足、中央から派遣される国司・受領は人を人とも思わない反社貴族ばかりで、民は課税を逃げまくり。それならというわけで人頭税から土地税に転換。中央の暴力には地方の暴力を以て対抗するしかない。地方在住の反社が有力農民となる。
開発地の私有化を認めてやるから開墾しろといっても、荒れ放題。課税を嫌って摂関家や天皇に寄進してはみるが、戦争つづきで課税はひどくなるばかりの平安時代。
鎌倉時代は、「武士」と呼ばれる、なにやら反社の貴族崩れどもの略奪がつづく。
北条もダメ、後醍醐もダメ、足利もダメ、信長・秀吉・家康もダメ、明治以降は外国マフィアに敗けてしまってもっとダメ、1945年、憲法停止・軍隊放棄、国家主権をついに失ってしまった。植民地大臣の支配がつづく。
とかく倭国が懐かしい。
| 固定リンク
最近のコメント