9:20大和西大寺発近鉄特急に乗って、嫁と梅田芸術劇場に行ってきました。次期トップと目されるキキ(芹香斗亜)とジュリ(天彩峰里)が主演の待ちに待った公演でした。舞台は人の身長くらい高く設定されており、座席は一段高くなっている16列からが見やすくなっており、18列上手側の良席でした。
芹香斗亜さん、天彩峰里ちゃんの歌声は癖がなく耳に心地よかったです。
春乃さくらちゃん、今回は思いっきり色っぽいお姉さんになってましたね。
超音波を発する朝木陽彩(あさぎひいろ)ちゃんが今日も超高音の歌声を聴かせてくれました。宙組が誇るシンガー三人は、
朝木陽彩 あさぎひいろ
春乃さくら はるのさくら デリシュー・エトワール
美星帆那 みせいはんな

このドラマのキーは、フラン(天彩峰里)がもつコンパクト。
出世のために部屋の鍵を貸すことになったチャック(芹香斗亜)。ご常連さんは登場順に、
松風輝(マイク)・風羽咲季(バーバラ)
紫藤りゅう(ジェシー)・春乃さくら(クレプリンスキー)
若翔りつ(エッド)・花宮沙羅(シルヴィア)
若翔りつが花宮沙羅を酔っぱらって、チャックの部屋に連れ込もうとしたとき、たまたまフラン(天彩峰里)が部屋にいたもので、ヤバいと思ったチャックとエッドが玄関のドアを引っ張り合いっこする。そのときエッドが発したセリフが、「約束だろ。(プロミセス、プロミセス)」
人事部長シェルドレイク(和希そら)は、自分に甘く他人に厳しい男。社員の性格から社内恋愛まで何から何までお見通し。退廃的な社内恋愛を一掃するために、社員を大量解雇した経歴を持つ。マイク、ジェシー、エッドそしてチャックの動きをすべて察知していたシェルドレイクが名付けた指名手配者たちを、「キークラブ」。そのシェルドレイクがプロバスケット試合チケット2枚と引き換えにチャックの鍵を要求する。もちろん、フランとの情交のためなのだが、妻と離婚すると言って待たせ続けるチャックに業を煮やしたフランがコンパクトを投げつけて、割れたコンパクトがチャックのベッドに転がっていた。チャックは落とし物だと、シェルドレイクにコンパクトを持って返すが、それをフランがチャックの目の前で開いたことで、シェルドレイクの相手がフランであることをはじめてチャックが知る。
シェルドレイクには元カノ・オルスン(瀬戸花まり)がいて、部長室の秘書として雇い入れていた。そのオルスンがフランに、そのコンパクトは自分が買ったもので、貴女は私と同じコースで妾として騙され続けるだけよと告げる。
クリスマスイブの晩、情事を終えたシェルドレイクは妻子が待つ自宅に帰り、フランは睡眠薬を大量に飲んでチャックのベッドで自殺する。そこへ会社のクリスマスパーティで知り合い意気投合したペッティ(留依蒔世)とチャックが千鳥足で帰宅。ペッティがトイレに入り情事の準備に入っているあいだ、フランが寝ていることに気づいたチャックが必死で隠そうとするが、トイレから出てきたペッティがフランを見つける。「誰よ、これ!」と怒るペッティ。なんとか救命しないといけないと焦るチャックが、隣に住む老医師ドレファス(輝月ゆうま)を叩き起こして、自分の部屋に連れ込む。3P?!ど変態という疑惑がペッティから真面目なチャックにさらにかけられる。怒り心頭で走り去るペッティ。ドレファスがトイレでフランの胃洗浄、さらにメイロン?bolus injection。あとはドレファスの若き頃の女の子との連続2週間の自慢話を聞かされながら、フランのほっぺたを叩いて眠りに落ちないようにして、さらにドレファスとチャックがフランの両肩を担いで一晩中歩き回らせる。「チャック、君のような男がこの部屋に三人住んでくれたら、ワシは診療費という形でそこそこの大金を手にできるだろうな。」
第二部。なんとかフランを救命できたチャックのもとに、フランの兄・カール(留依蒔世)が詰め寄る。「おまえの口にまだ歯があるのは、俺がまだ妹の身の潔白を信用しているからだ。」しかしフランのシェルドレイクとの不倫を隠すために、自分が不倫したと身代わりに噓をついたチャックがついにカールに殴られて気絶、フランが駆け寄り介抱する。シェルドレイクから元カノ・オルスンが去り、オルスンから不倫を知らされた妻が離婚、フランもチャックと熱いキス。
フラン「あなた、わたしに電話もしないでこの部屋を出ていこうとしていたんじゃないの?」
チャック「図星だ。でも電話しても君に出てもらえないと思って。」
フラン「じゃあ、今、ここで電話しなさいよ。」
チャック「君のことがずっと前から好きだったんだ。」
フラン「わたしもよ。」

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