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2021年7月11日 (日)

宝塚歌劇星組バウホール「マノン」LIVE配信をみて

自宅でコーヒーを飲みながら、ゆったりと観劇しました。私はこの作品を初めて観ました。

ロドリゴとマノン、たしかに見かけは純愛カップルなのですが、二人ともお金がなくてはやっていけないようですね。育ちがいいロドリゴは実に安易に博打に手を出すし、育ちの良くないマノンは実に安易に妾となって旦那からお金を受け取る。

マノンがアルフォンゾ公爵に身を寄せ、マノンとアルフォンゾのラブシーンを目の前にして、マノンとその兄のレスコーから、マノンの弟としてふるまわされるロドリゴの顔のしわがどんどん深くなっていくのが、自分ならぜったいありえない話ゆえにむしろ笑ってしまいました。

警官とグルになったアルフォンゾ公爵の復讐策略で、カジノでロドリゴとマノンは引き離される。ロドリゴはイカサマ詐欺で修道院収容、マノンは結婚詐欺でモロッコ流刑。ロドリゴがミゲルを脅して修道院を脱獄する際、一人目の殺人を不本意に犯してしまう。もうここでハッピーエンドはなくなった。レスコーとロドリゴがマノン奪還を図るが失敗、ロドリゴは二人目の殺人を犯し、レスコーは銃殺される。なんとか逃げ延びたロドリゴとマノンだったが背後からマノンが銃殺。死んでしまったマノンにキスをしてロドリゴが一度捨てた銃を拾い上げて銃殺。何とも言えない後味の悲劇でした。

「腐っても鯛」ならぬ「腐ってもくらっち」。有沙瞳ちゃんを応援しつづけています。次は「霧深きエルベのほとり」の清楚で華凛なシュザンヌのような、王道の純愛物語をやってください。花組黄金期の金字塔公演「会議は踊る」をぜひ有沙瞳ちゃん主演でお願いしたい。テーマは、「決してくじけない一途の愛」。観客をロマンの世界にいざない元気づけてくれる歌とワルツがすばらしい演目です。

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