宝塚歌劇宙組BD「ホテル スヴィッツラ ハウス」をみて
昨日、キャトルレーヴで購入したBDを観劇しました。ゴールデンウィーク中に大阪で発令された緊急事態宣言のために梅田芸術劇場の公演が中止になりました。私は3回観劇を予約していましたがすべてオジャン。バレエという芸術を賛美する素晴らしい作品でした。
ロベルトとニーナの会食の場面、エルザ(瀬戸花まり)が淡々と歌っていたのは、ドイツの学生歌でした。これは他国から留学してきた大学生が下宿先の娘に恋したときの歌です。19~20世紀にかけて大変流行しました。
Du, du, liegst mir im Herzen,
du, du, liegst mir im Sinn.
Du, du, machst mir viel Schmerzen,
weißt nicht, wie gut ich dir bin.
Ja, ja, ja, ja weißt nicht wie gut ich dir bin.
ナチスはニジンスキーという名ダンサーを殺害しようとしましたが、さらにナチスはドイツ人の愛するロマンも軍事色一色に塗り替えてしまっていました。まったく憎むべきファシズムでした。
デリシューもスヴィッツラも、ゆりか&キキのデュエットダンスがとてもいい。ビリヤードのキューを持ったダンスも新鮮でした。
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