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2021年7月 8日 (木)

宝塚歌劇宙組「シャーロック・ホームズ」「Délicieux !」(2回目&3回目)をみて

今朝から嫁と宝塚大劇場へ行ってきました。私はマチソワ、嫁はマチネと夕雑用。大和西大寺8:10発快速で乗っても阪神高速の渋滞がひどく10:52に大劇場到着。

マチネ座席は1階下手側前方。潤花ちゃんや遥羽ららちゃんなど下手側で演技をすることが多くてよかった。ショーでは花宮沙羅ちゃんの踊りを目前で観れました。かわいかった。

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ソワレ座席は1階最後尾A席、開演直前の様子がこのようにガラガラで人の頭がなく、かえってよく見えました。

希峰かなた君と七生眞希君と、けっこう目線が合いました。

ヴィクトリア女王の瀬戸花まりちゃんの目力が凄すぎ。王室の女官たちの鹿鳴館ドレスがいいね。これくらい身長が欲しいわ。

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まず、退団していく遥羽ららちゃんをオペラオペラ、十分堪能できました。

ショーの美人バレリーナ4人組は、

水音志保(ひろこちゃん) 101期 研7

山吹ひばり 105期 研3

美星帆那(みせいはんな) 105期 研3

渚ゆり 106期 研2

ゆりちゃん、来たねぇ。4人ともめっちゃ綺麗ですよ。クラシックバレエも決まってるし。

プロローグで何度か、101期ダントツ美人の水音志保ちゃんとダンスのペアを組んでいるイケメンが気になりました。102期の輝ゆうさんと思われます。涼しい目の形が綺麗だわ。男役に惚れたのは、涼風真世さん以来かな。

とにかく宙組はセリフを発しているスターより、モブ役に美人、イケメンがものすごく多いね。

*シャーロックホームズが活躍した1890年代の国際関係

大英帝国は、「栄光ある孤立」

1861年 イタリア王国成立

1873年 三帝同盟(ドイツ・オーストリア・ロシア)← ビスマルク

1882年 三国同盟(ドイツ・オーストリア・イタリア)← ビスマルク

1891年 露仏同盟(ロシア・フランス)← ヴィルヘルム2世

ビスマルクのヨーロッパ政策

 フランスの孤立化。英・露と協調。

ヴィルヘルム2世の世界政策

 中東に植民地建設、ついでに日清戦争後の三国干渉、そのための軍拡。英・露に対抗。

1890年にビスマルクを失脚させた皇帝ヴィルヘルム2世の失策の結果、ビスマルクが妨害してきたロシアとフランスの同盟が成立してしまった。これがのちの対独包囲網による第一次世界大戦の骨組みになった。

イタリア大使に変装してロシア大使を刺殺したつもりのモリアーティの狙いは、三国同盟の一員イタリアと、その仮想敵国ロシアを戦闘状態に陥れることで世界大戦を起こし、両陣営に最新兵器だった潜水艦など高額な武器を売ろうとしていた。

*モリアーティ教授がフランス大使を刺殺しなかった理由(シャーロックの推理)

ダラム大学教授モリアーティの部屋にフランス革命当時の画家ジャン・バティスト・グルーズ(1725-1805)の絵画が収集されてあったから。モリアーティはフランス好きなのできっとフランスには手を出さないだろうとシャーロックは推理した。ひとりの画家に固執し、その画家のことを知るには絵画をすべて収集して観たほうがいいというセリフ。幼児性を帯びた異常性格者モリアーティの執拗な偏愛ぶりが現れていた。芹香斗亜さんは、絵画を語るとき子供のような声色に変えてセリフを言っていた。

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