最先端の社会機構を持つ中国
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尖閣問題で日本が交渉する相手が間違っているというご指摘からはじまり、隣国に巨大発達したファシズム国家機構を解説した書籍です。
ルールを守らない民間組織を見逃しておいて、最後のWinnerを国家権力で叩きのめす。大多数のLoserたちは拍手喝采し国家の平等なお裁きを礼賛する。党の地位はますます安泰となる。うまいメカニズムだと思った。
習近平独裁ではなく、党幹部25人が人事権を持っており、近未来、AI(人工知能)が就任するそうだ。外交にはこいつ、紛争にはこいつ、戦争にはこいつ、停戦協定にはこいつとAIが適任者を指示するようだ。世界最先端社会主義組織を有する中国のお目にかなった窓口人物が日本にいなくて困っているようだ。日本側も交渉人養成組織を作り裏交渉に当たらせ、国務大臣に新たに中国大臣を設けなければならないだろう。それくらい中国は強敵になったので決して侮ってはならない。
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