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2021年5月 1日 (土)

宝塚歌劇雪組(1996)「虹のナターシャ」をみて

診療を終え、のんびり観劇。

三条陸軍大臣の嫡男・三条薫(高嶺ふぶき)が呉竹男爵の娘・梅子(星奈優里)と婚約していた。呉竹がオペラ座でロシア歌姫アナスタシアを見初めた。二人のあいだに蘭子ナターシャ(花總まり)が生まれた。アナスタシア親子を連れていくところ、アナスタシアはロシア亡命貴族とともに行動をともにして姿をくらました。2歳のナターシャをある老夫婦に預け送金してきた。呉竹が病気で老衰していくとき、心残りはナターシャ。上海でナターシャ捜索を三条薫に託した。

大日本帝国陸軍軍人がリサイタル舞台上の蘭子ナターシャに絡んでいるところを、三条薫が助けに入った。三条薫が阿片窟に連れ込まれかけたところ、ナターシャに助けられる。栗崎夫婦の息子・武志(轟悠)は喧嘩しながらもほのかに蘭子ナターシャに恋心を抱いていた。武志の男性用語がナターシャの日本語にもうつってしまっていた。そんなところへ三条薫がお礼を言いにナターシャの家を訪れる。薫は、上海シンフォニーで指揮を執ることになっていた曽根邦子のコンサートに、ナターシャと武志を招待する。

武志「ナタ公」、ナターシャ「たけし」「唐変木(薫)」「俺の親父」「武志、俺さびしいんだ。どうしてだかわからないけど、あの唐変木に会ってから、ずっとさみしかった自分に気づいたんだ。たけしー。」「ナターシャー。」と武志がナターシャを熱く抱擁する。

曽根邦子(小乙女幸)が詐欺師にだまされて遅刻してしまい、三条薫の機転で急遽ナターシャが代役として舞台に登壇し拍手喝采を受ける。薫がナターシャを日本に連れて帰ることを武志が聞きつけ猛抗議。そこで「荒城の月」の楽譜をナターシャに渡し、薫のピアノ伴奏で初見で歌わせる。

「俺のなかに二つの祖国。それはせめぎあい、それはぶつかりながら、熱く流れてゆく血潮。」

武志の男気ある後押しでナターシャは、三条薫とともに日本行きの船に乗る。ナターシャは大東亜音楽学院に入学。嫉妬する梅子。家では使用人扱いで女中カメ(箙かおる)にしごかれ、学校では学部長・曽根邦子にしごかれるナターシャ。薫は愛を告白し固く抱擁。

呉竹男爵の危篤でこれ以上家に居られないことを悟ったナターシャは家出して、カメに追い返された神田実務商業学校青葉寮に住む武志を訪ね、浅草六区でデート。ジェンヌなのに男である双璧をなす轟悠と箙かおるの掛け合いがおもしろい。薫のアカ楽団員が思想犯取り締まり専門の特別高等警察に逮捕されていく。薫と梅子が婚約解消。そこへ武志が現れ薫を殴り、武志が恋敵だと知った薫は特高に追われる。

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