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2019年12月 7日 (土)

京都劇団四季「ノートルダムの鐘」をみて

午前診を終え、近鉄特急に乗って嫁と京都駅まで行ってきました。

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エスメラルダ 宮田愛

フィーバス 清水大星

この二人に、梶本いやカジモドが絡んでくる。

カジモド 寺元健一郎

そしてもう一人、エスメラルダの体臭のついた布切れの匂いを嗅ぎながらエスメラルダに思いを寄せる男フロローがいた。この性癖をフェチと呼びます。

フロロー 野中万寿夫

エスメラルダらジプシーたちを雇用して率いる「奇跡御殿」座長がクロパン。

クロパン 吉賀陶馬ワイス

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讃美歌が迫力満点で、会場全体を荘厳に包んでいてビックリ。ノートルダム寺院に来たような錯覚に捕らわれた。タカラジェンヌの女だけの合唱もいいが、男の声もとってもいい。男の私が、聖歌隊の男の何人かに惚れてしまった。二段目奥の一番上手側の男性と、クロパンにも。

石像が動く人間に変わったり、その人間がスターウォーズ「シス」のようなベールを脱げば、パリ警護兵に早変わりしていました。舞台美術スタッフに拍手。

「梶本(カジモド)!」とフロローが50回くらい、叱り飛ばしていたのには笑ってしまった。美園さくらちゃん「たけぞうさん(宮本武蔵)!」と同様、とてもクセになるセリフだった。

エスメラルダの宮田愛ちゃん、2016年からロングに演じてらっしゃるんですね。インカ帝国の太陽と月のカーテンの前で踊るダンスがエロくて眼福でした。フロローもカジモドもフィーバスもイチコロでした。

火刑に処せられ、灰と化す寸前に、カジモドが勇気を振り絞って、エスメラルダを救い出すも、気管熱傷が重傷でエスメラルダはすでに息絶えてしまいました。カジモドはフロローをノートルダム寺院の高みから投げ飛ばし、フィーバスが嘆き悲しむなか、エスメラルダは天国に召されます。

男が女をエロい目で見るのは神が与えたもうた本能なのに、なんで罪なのかさっぱりわかりません。真言宗「理趣経」は色欲を肯定しました。フロローがエスメラルダにエロを感じ、エスメラルダがどうやっても自分のモノにならないと知るや、悪魔と判決を下して火刑に処すあたり、男尊女卑で狂った施政者が支配する、こんなパリには、いつの世も住みたくないと強く思いました。そもそも、パリを建設したメロヴィング朝もひどかったし、百年戦争も、国王の血が青かった絶対王政も、フランス革命も、パリコミューンも、テロの現代もひどいものだ。

神を信じないジプシー → 悪魔 → 悪魔は殺しても罪でなく徳となって天国に行ける

国王 → 市民(シュトワイアン&シュトワイアンヌ)の敵だ → ギロチンにかけろ

資本家 → 革命の敵、労働者の敵だ → 殺して財産を奪い取れ

憲法第9条を改正しろ → ネトウヨ、好戦者、独裁者だ → マスコミで宣伝し社会的に抹殺せよ

中国はウィグル・チベット・海洋侵略をやめろ → 習近平の敵 → 抹殺、粛清せよ

宗教も共産主義もファシズムも思考パターンはバカのように短絡過ぎている。やってしまった後のことを全く考えない。

宝塚歌劇団は頬にマイクをつけているが、劇団四季は額にマイクを付けていた。

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