第71回正倉院展をみて
大阪の友人といっしょに、昼過ぎから奈良国立博物館に行ってきました。
まゆぽん(輝月ゆうま)と、ともみん(夢乃聖夏)そっくり。月組にはぜったい欠かせない。
ディズニーランド&シーの外人タレントはワルツをまともに踊れない。美しきダンサー・タカラジェンヌに「眠れる森の美女」ワルツを踊ってほしい。「PR×PRince」アンコールで踊った永久輝せあ&潤花コンビのワルツは夢見心地になれてすばらしかった。ディズニーワールドこそ宝塚歌劇専売特許だと思う。
雪組ダンサーといえば、男なら、さき(彩風咲奈)、カリ(煌羽レオ)、はいちゃん(眞ノ宮るい)。女なら、りさ(星南のぞみ)、かほ(野々花ひまり)、かの(潤花)。ひらめ(朝月希和)は、花組へ戻る。
雪組シンガーといえば、男なら、だいもん(望海風斗)、けんじ(ゆめ真音)、あみ(彩海せら)。女なら、あいみ(愛すみれ)、きぃ(真彩希帆)、ひめ(舞咲りん)、ありす(有栖妃華)。
さて、正倉院展ですが、今年は出品数が少なく館内はガランとしてました。18時閉館までいましたが、第一部は17時にはガラガラ、第二部以降は17時半にはガラガラでした。東京国立博物館でも同時出品しているせいかな。
紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)
緑牙撥鏤尺(りょくげばちるのしゃく)
正倉院にある撥鏤尺は、紅が6枚、緑が2枚だそうです。
金銀平文琴(きんぎんひょうもんきん)
7弦の琴。唐から遣唐使が持って帰ったもの。
鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)6枚勢揃い
6枚揃っての出品は20年ぶり。服と樹木にヤマドリの羽毛がついています。
赤漆觀木胡床(せきしつかんぼくのこしょう)
椅子はこれ一個しかない。ケヤキに赤い染料を塗って、その上に透漆(すきうるし)を塗って木目をきれいに出している。籐を編んで椅子に仕立ててある。
金銀山水八卦背八角鏡(きんぎんさんすいはっけはいのはっかくきょう)
鏡の周囲に漢詩が彫ってある。山、鶴、亀、鳳凰、龍が彫ってあります。
聖武天皇が大仏開眼でかぶった冠に付属していたもの
細かい金細工がたくさんある。真珠、瑠璃、琥珀、水晶のものずごく小さな玉に穴を開けてある。
聖武天皇が大仏開眼で履いた靴 31.5cm
外は牛革、内は鹿革を使用している。
紺玉帯残欠(こんぎょくのおびざんけつ)
ラピスラズリを装着。ベルトのモチーフは今も奈良時代も同じであることに驚いた。
紺玉帯を納めていた螺鈿箱(らでんのはこ)
ヒノキを使用。花の芯に顔料で色を染めて水晶をはめてある。だから水晶が赤く見える。
粉地彩絵八角几(ふんじさいえのはっかくき)
赤、青、緑、紫の4色を用いる。暈繝(うんげん)グラデーション染色法。
紫檀金鈿柄香炉(したんきんでんのえごうろ)
金銀花盤(きんぎんのかばん)
銀製の大皿。鹿の形を裏から打ち出している。
遠江国からの調(絹の納税品)
四分律(しぶんりつ)
光明皇后が藤原不比等と県犬養橘三千代の冥福を祈って書かせたお経。
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