午前診を終え、13:24大和西大寺発近鉄特急で京都へ。京都駅八条口からタクシーで国宝展会場まで直行。14:15とうちゃこ。
待ち時間なしでスルリとエレベーターで3階へGo。かぶりつきも今までのことを思えば、全く苦にならず。ガラガラと言ってもいいくらい。今日の客は九州人なのか、やたら九州弁が聞こえてきました。
第3期に混雑がひどかった油滴天目もガラガラでいくらでも見放題でしたよ。

あべのハルカス美術館「北斎展」が劇的に混雑し続けており、11/19日曜で北斎展が終わってしまえば、客はすべて京都国立博物館「国宝展」に集中するはず。見るなら今週がおすすめ。
私のお気に入りをリストアップしときます。第4期は総じて、書道名人大集合。いきなり藤原佐理からスタート!
藤原佐理 詩懐集
藤原行成 白氏詩巻
小野道風 三体白氏詩巻 ←王羲之の字体を受け継いでいるとか。楷書・行書・草書のバイブルです。
栄花物語 大きいのと小さいのが展示してありました。
藤原忠通 書状案 ←ホモの藤原頼長と敵対した貴族。
後鳥羽天皇の置手紙 ←隠岐に流される直前に書かれた。両手の朱印が押してあり、指の指紋がリアルでした。
南宋・高宗 徽宗文集序 ←父親である北宋徽宗皇帝を弔った文章。細い漢字が痛々しい。
火焔型土器 ←第1期の奴とまた違うのかな。
縄文のビーナス ←再見!
仮面の女神 ←首に穴がなぜ開いているのか?日曜美術館でやってましたね。
孔雀明王像 ←金細工がすごい
十一面観音像
山水(せんずい)屏風
平家納経 分別功徳品 ←ブルーとゴールドの中にお姫様
無準師範像 ←東福寺の円爾が教えを乞うた師匠。
蘭渓道隆像 ←建長寺開祖。源頼朝のよき相談役。
藤原光能・平重盛・源頼朝像 ←またお会いしやしたね。
金沢貞顕・北条実時像
狩野松栄 瀟湘(しょうしょう)八景図襖 ←有名な狩野永徳「花鳥図襖」の父親の絵
円山応挙 雪松図屏風 ←またお目見えしやした
尾形光琳 燕子花(かきつばた)図屏風 ←花の形も微妙に違う。図録の表紙でっせ。
仁和寺の孔雀明王像 ←グラデーションがきれい
清凉寺の十六羅漢像 ←十六体揃い踏み
白糸威鎧(しろいとおどしのよろい) ←国宝展の鎧シリーズ三体すべて見た
油滴天目
大井戸茶碗
志野茶碗
源頼朝像や蘭渓道隆像など所々リピートしながら、全部かぶりついて16:45会場を後に外に出ました。

三十三間堂にとまっていたタクシーをノックしてあけてもらい、京都駅八条口まで780円也。17:30京都発近鉄特急伊勢志摩ライナーで18:00大和西大寺にとうちゃこ。
西尾八つ橋の為次郎で、白湯スープ鳥がらラーメンを完食。めっちゃうまい。

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