« 林修の今でしょ!講座をみて | トップページ | 江戸徳川悪政から河上肇「日本型共産主義」へ »

2016年5月11日 (水)

大アマゾン「黄金を求める男たち」をみて

サバイバルとはこのことか。貧乏に打ち勝つ方法が見当たらない。一発を夢見て男たちはやってきて、そして夢破れて去っていく。

規模は小さいが、「理三くずれ」と呼ばれたエリート崩れの男たちの多浪集団が昔、予備校には存在していて、こんなムードだった。おいらの好きな歌は、ゴダイゴの「ガンダーラ」。

「そこに行けば、どんな夢も叶うというよ♪」

おいらは教授になりたいと思ったことはないが、夢破れて捲土重来、京大教授になっている「理三くずれ」もいる。

掟を破った者は容赦なく殺される。

出生地がゴミ箱だという男、黄金の地で男と娼婦が結ばれ生れ出て、黄金の地しか知らない男、親の仇を求め歩く男。みんないい顔をしていた。

南北朝・室町・戦国時代の日本もこんな男たちの国だったのだろう。

婆沙羅しようぜ。

|

« 林修の今でしょ!講座をみて | トップページ | 江戸徳川悪政から河上肇「日本型共産主義」へ »