臨床医からみた、重要な基礎医学科目
Medpeer(メドピア)で、いまおもしろいアンケートをやっています。
学生時代の基礎医学のなかで、もっとも役立った科目は何ですか?
私の回答は、生理学 です。
臨床をめざす医学部生にとって、基礎医学系統講義はとても退屈でしたし、いまもそうでしょう。日本の名著とされるのが、真島英信先生の「生理学」で、東大本郷前にある文光堂から出版されています。
しかしこれって、伊勢うどんみたいにフワフワした食感で、いまいちだと当時も今も思っています。やはりアメリカのテキストでガッチリ勉強しなければならないと思い、私は勉強しましたよ。
余裕があれば、「Molecular Biology of the Cell」かな。RNA断片が遺伝子発現をregulate(制御)しているなんて、大感動モノのネタです。
ちなみに学生時代の教養課程で、もっとも役立った科目は、語学 で、これに尽きます。東大駒場では、ロシア語講座があったのですが、勉強しておけばよかったと後悔しきりです。
東大で下手に憲法だの歴史だの経済だの学ばなくて正解でした。マルクス主義で真っ赤な講義など百害あって一利なし。正しい歴史や経済学なら、現在勉強していますし、わたしは東大教授と臨戦態勢にあります。
世の中が進化すると誰が決めたのですか?
マルクスさん、ウソや妄想はいけませんよ。
支那(中国)はいまだに古代のままですし、海外といえば、中国・韓国・アメリカしか考えない日本もいまだに島国根性にひたっています。
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