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2014年3月31日 (月)

「笑っていいとも!」最終回を見て

ビートたけしとタモリのトークを楽しみにしていました。番組がスタートした昭和57年といえば、私は東大で仮面浪人をしていたころで、タケちゃんマンやアミダばばあといったキャラクターが全盛期でしたね。音楽界では、松田聖子、河合奈保子、中森明菜をはじめ、たのきんトリオの人気がものすごかったころですね。ラジオでは、こさラビ(小堺一機、ラビット関根)の長嶋茂雄ものまねと、吉田照美の文化放送を楽しみに聞いていました。CDやVHS/βが世に出る前年で、シングル/LPレコードを買って、33/45回転で聞いていた時代です。

いきなり、ポンぴき、ハナモゲラ語、イグアナ形態模写といったタモリの初期芸風の紹介から、ヤラセの友人紹介、出演者のスキャンダルの列挙に笑ってしまいました。社会的常識が届かない伏魔殿のごとき芸能界ならではのお話でした。

噂の大橋巨泉の自己中的出演交渉には、笑えました。

ビートたけし、明石家さんま、タモリは長らくビッグ3と呼ばれ、お笑い界をけん引してこられましたが、最近は滑舌も悪く、昭和芸人の終焉を感じました。

長い間、ご苦労様でした。

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2014年3月29日 (土)

玉井先生と飲み会 パート2

昨夜は、阪大大学院時代の元秘書さんたちの接待目的で、玉井先生と久しぶりに、梅田で会食してきました。

みなさん、お幸せのようでよかったと思いました。玉井先生が語る、ゲイにまつわるアメリカでの珍体験話がなにより楽しかったです。

大阪グランフロントの世界のワイン博物館では、イタリア、チリ、フランス、スペインなど世界各国の赤ワイン、ローゼワイン、スパークリングワインを10品くらい飲んできました。締めは、目の前で大きなチーズの中に熱いリゾットを入れて、濃厚なチーズを溶かしてくれたものを食べましたが、とてもおいしかったです。

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2014年3月26日 (水)

安土を訪ねて

3月16日の日曜日、快晴。かねてから行ってみたかった、織田信長の安土城跡に、行ってきました。名神高速を一直線、竜王ICを降りれば、すぐに安土があります。

まずは、六角氏の拠点・観音寺城を有する観音寺山を眺めました。意外や意外、となりの安土山よりずっと高くしっかりした山です。

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安土城考古博物館・駐車場に車をとめて、徒歩で安土城跡へ向かいました。

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八角形の天守閣を頂点とする安土城正面玄関です。手前には、楽市楽座がひしめいて建っていたはずです。

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安土城はいまは平山城ですが、戦国時代の城なので、そんなはずはない。というわけで、掲示板解説を見ると、やはり背後に湖がありました。天守閣に住む信長一家が、裏から琵琶湖に脱出可能でした。正面には、秀吉、家康など屈強な武士の屋敷が並んでいましたし、天守閣攻略はたやすくはありませんでした。

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まずは、秀吉邸。ねねもここで暮らしていたはず。

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本能寺の変で、信長とともに焼死した長男・織田信忠邸です。

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二男・織田信勝の子、信澄と、そのお世話をしていた森蘭丸の邸宅跡です。

賤ヶ岳の戦いでは、二男・信勝を擁する秀吉と、三男・信孝を擁する柴田勝家が戦いました。

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安土城の菩提寺、摠見寺(そうけんじ)の三重塔です。

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家康邸です。いまは茶室となっています。

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信長の館へ行きました。

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最後は、安土城歴史博物館の特別展「近江三都物語」を見ました。

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天智天皇の「大津(おおつ)宮」

聖武天皇の「紫香楽(しがらき)宮」

藤原仲麻呂の「保良(ほら)宮」

大津宮は、白鳳時代から栄えた都であって、園城寺、穴太(あのう)廃寺、南滋賀廃寺を擁する古都です。

紫香楽宮は、東大寺大仏が作られる前、ここに大仏をつくろうとされた都です。大仏建築事務所となったのが、甲賀寺でした。

保良宮は、藤原仲麻呂が、傀儡政権・淳仁天皇を押し立てて全力を尽くして建設した大都でした。近江国府に隣接しており、奈良の称徳天皇の大極殿がかすんで見えるくらい、絢爛豪華な建築物でした。

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三尾氏出身の継体天皇、息長氏出身の神功皇后をはじめ、そうそうたるメンバーですね。

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2014年3月25日 (火)

正しいことが言えない時代

アメリカは非戦闘員に対する無差別焼夷弾投下、原爆投下という国際法違反を隠す必要があり、自分の罪を日本の軍国主義・ファシズムという嘘の形で、すべてなすりつけている。では、日本にヒトラーほどのファシストがいたのか?いないよね。天皇を超えて、だれが政府を押さえつけることができただろうか?

昭和天皇が戦犯だと、日教組教育に染まった私は、若いころ思っていた。昭和天皇は戦争を止められたのではなかったのかと。しかし、ファシズムを絶対に許さない帝国憲法は、天皇の越権行為として、天皇が開戦を止めることを許さなかった。昭和16年の時点では、帝国憲法が十分効力を発揮できていたからだ。大蔵省官僚への官官接待が得意で首相の座にのし上がってきた東条英機首相のみ、戦争を止められたのだ。東条首相の背後で、ソ連を信奉する近衛文麿が支那事変・日米開戦を操っていた。

ところが、昭和20年、東京大空襲、原爆投下、ソ連参戦と立て続けに来た時点では、ソ連を信じ切り、アメリカと本土決戦を交えて、ソ連に助けてもらおうという大本営のなか、帝国憲法は完全に麻痺してしまった。大蔵省がソ連の手から日本を守るために、迫水常久を二重スパイとして大本営に派遣し、無条件降伏を受け入れるか、3対3のタイにやっと持ち込んだとき、天皇のご聖断が仰がれた。これは帝国憲法が最後の最後で保障した天皇の権限であって、ここではじめて、4対3を以って、停戦を実現することができたのである。

強大なGHQに対して、大蔵省は自分が戦犯となることを恐れ、ゴタゴタ終戦直後の財政の舵をアメリカ人に渡さないためにも、大蔵省の罪を帝国陸海軍にすべてなすりつけた。軍国主義がすべて悪かったのだと。

というわけで、いまだに世界を支配するアメリカの施政方針には大きな誤り=国際法違反があり、誤った方針で世界を治めようとしている。当然、支配される側は納得がいくはずがない。悪いことにオバマは、まったくやる気を失っており、プーチンと中華様の支配は拡大中である。

日本がほんとうのことを言っても、世界になかなか理解してもらえない。日本が自らの罪を認めてしまった東京裁判、村山談話、河野談話が大きな効力を発揮しているから。TPPはやる気のないオバマ相手ではほっておいてもご破算になるだろう。もっと大きな問題がころがっている現時点ゆえ、なかなか一筋縄ではいかないむずかしい外交だと、安倍首相に同情申し上げている。

ときにはアホのふりをして実をとりましょう。

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2014年3月23日 (日)

日本はすでに滅んでいる

「日本はすでに滅んでいる。」

保守の心得

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この事実を果たして何人の人が受け入れられるのだろうか?

民族殲滅、国家灰燼、民族奴隷化、国家解体、衛星国化、内戦直前状態、国内代理戦争、ニュートラルの順で、穏やかな滅亡になると筆者は言う。ニュートラルに属する日本はすでに国ではなく、地名にすぎず、必要とあらば、周囲の大国が土足で素通りしていく道になるであろうとも述べる。

永世中立国とは、周囲の国々と仲良くする国と勘違いしている人が多い。ほんとうは逆であって、周囲の国々と敵になることであって、自前の強力な軍隊で自国を防衛する国という意味である。

いまの日本の状態を、旧幕臣や幕末の志士たちは望んで死んでいったのであろうか?答えは否。現在のように、敗戦利得者が私利私欲に走る状態を見れば、見捨てるに違いない。

日本の歴史・文化・伝統をしっかりわきまえ支持し、党規党則を自己決定する会合を持ち、官僚に勝つブレインを持ち、プロバガンダを展開できる人材を持ち、選挙資金をかき集める人材を持ち、投票を促す電話交換手を持ち、日本の首相としてふさわしい人材を輩出できる近代政党をひとつではだめで、二つつくる必要があると筆者は説く。本当に国を再興する気があるのならという条件付きではあるが。

保守とは、少数の英雄がこれだと決めて、従わなければ粛清する設計主義ではなく、多くの議論を重ね、誤りを少しずつ改善していく漸進的な自由主義を奉じる国民のことである。

日本が国家だったころ、日本が大国だったころ、だれが国を栄えさせ、だれが国を滅ぼしたのかを、「財政」「外交」「憲法」の3面から論じた名著である。

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2014年3月17日 (月)

中国三大問題

まあ、一を見れば十がわかりますわ。PM2.5を放置するファシズム国家が、まともなわけがない。

(1)PM2.5、大気汚染、土壌汚染、水質汚染

石炭を燃やす時に出る煤煙←放射性ウランを含んでいる

自動車の排ガス

武術を応用した呼吸法で、有毒なPM2.5を肺から吐き出す?

咳と痰が止まらないベビー

レンコンとユリ根で咳が止まる??

東レの空気清浄機が売れに売れている

肺癌が世界第一位

(2)経済失速

捏造?GDPが低下

失業率増加、就職整形ブーム

「大学は出たものの」年4000元の就職先がない

新卒にして、経験、即戦力が求められる

人気の就職活動生番組「職来職住」

マンション地下室に住みながら就活

「ねずみ族」と呼ばれる若者が100万人以上

不動産バブルのみ活況で、大学新卒がビラ配り

(3)危険な食品

成長促進剤、無根剤、増白剤をたっぷり吸ったもやし

ヒ素をたっぷり含んだ地溝油

学校給食に毒入り食品を提供

(4)影の銀行、理財商品のデフォルト危機

(5)政府幹部の腐敗汚職、「国進民退」

(6)知的財産侵害、歴史捏造

(7)躍進するスマホ「小米(シャオミー)」

(8)チベット、ウィグル、モンゴル、満洲に対する人権侵害、民族ジェノサイド ← ファシズム政府は、内政の問題、テロと偽称している。とんでもない。

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2014年3月 9日 (日)

ケインズもフリードマンも弱者の味方

なかなか勉強になりました。金融緩和が設計主義だと批判する人も、自由主義が竹中平蔵チックで悪だと批判する人も大きな誤解をしていることがわかりました。

ちなみに新自由主義という試みは、戦前日本ですでにされており、経済格差の拡大という結論がすでに得られているにもかかわらず、小泉政権で再トライされたのだ。

ケインズの言う弱者とは英領インド人であり、フリードマンの言う弱者とは黒人であった。両者ともにどうすれば幸福が得られるかを追求する経済理論を研究していた、

http://www.youtube.com/watch?v=5aEiIGx-mS0

ケインズ

現在の所得によって消費が決まる。価格を下げれば弱者が救われるというのは誤りだ。価格を下げれば、需要が増え、順番待ちの列が長くなり、結局救われない、金融政策で適正価格を保つことがもっとも重要だ。

https://www.youtube.com/watch?v=JJZA7ITCD4E

アーヴィング・フィッシャー

現在の所得という単純モデルではダメで、所得の期待というファクターも入れて考えなければならない。微分積分的な思考が必要だ。

フリードマン

所得とは恒常的な所得と、一時的な所得に和である。一時的な所得では消費意欲がわかない。恒常的な所得が消費を決める。

自由主義経済こそ、弱者を救うのだ。金融政策は一時的な所得なのだから、消費を決定しない。

リフレ派(修正フリードマン)

フリードマンにもアーヴィング・フィッシャーのように微分積分的な思考が大切で、所得が上がりそうだという期待の働きが、消費を決定するのだから、金融政策も立派な恒常的所得に所属するのだ。

宇沢弘文

儲けのためなら倫理的・社会的・文化的価値を無視する、フリードマンの「市場原理主義」に反対。「社会的共通資本」を提唱する。社会的共通資本の最たるものは、教育界の旧制高等学校であり、医療界の国民皆保険制度である。

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2014年3月 1日 (土)

日下公人先生の講話

今回は、安倍首相の「地球儀外交」の話です。

http://www.youtube.com/watch?v=ktp8ZyGwUFo

靖国は宗教宗派を超えて集まる死者の同窓会であって、軍犬や軍馬も祀ってある。

世界は必ず日本を手本にする時がくる。

日本が世界に誇るものは、目立たないもので十分だ。

自衛隊中央病院の医者が床に落ちたゴミを拾っている姿。

交通整理をしている老婆の指図に従う通行人。

パラオで日本人が教えた運動会。

第一次世界大戦後、新渡戸稲造と柳田國男が、「グローバリズム(globalism)はダメ、エスニシズム(ethnicism)だ。」とヨーロッパの真ん中で叫んだ。

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