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2014年2月22日 (土)

日本人の敗戦後思考パターン

フィギュア、浅田真央さんのオリンピックを拝見しました。金メダルの射程距離にありながら、取れずとても残念でした。しかし、フリーの演技で、多くの人の声援を受け、見事に復活し、悔いのない滑りをされたこと、とても尊敬しています。

フリー演技の前に、日本人のみならず外国人からもtwitterで声援を受けておられたようで、ふだんの性格の良さ、マナーの良さが世界に評価されたのだと思います。

ふと一点、気になったことがあります。これは、さきの大東亜戦争に負けた後の、世論に似てはしないかと。

ソチ五輪に行く目的は、バンクーバー五輪での銀メダルの悔しさをバネにして、4年間の臥薪嘗胆ののち、金メダルを取りに行ったはずだと、私は理解していました。真剣勝負に負けたことは、真正面から反省しなければ、次も敗戦することになります。

金メダルは、ライバルからのブーイングという逆境に打ち勝ってこそ得られる栄誉であり、ショートプログラムでメダル圏外に脱落した選手に、声援のメールが来たとしても、それは同情のメールであって、真央さんが金メダル圏内にいる限り、ぜったい起こりえない声援でした。

さきの大戦でも、日本は英米に勝ちに行ったはず。そもそも戦争をしたのが悪いとか、アジア解放のために殉死したんだという世論は、なぜ負けたのかという真正面からの反省を避けています。でも善悪は抜きにして、事実として、真剣勝負に行ったのですよね。この場合の、私なりの反省として、勝負が真剣ではなかった、ふまじめだったという結論にはなるのですが。

真央さん、ご苦労様でした。

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