STAP細胞
ビッグニュースですね。小保方先生の読み仮名がわかりませんでしたが、「おぼかた」とお読みするのですね。
これで再生医療の流れが大きく変わりそうです。iPSはどこへいくのやら。早稲田大学もノーベル賞を輩出か。
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ビッグニュースですね。小保方先生の読み仮名がわかりませんでしたが、「おぼかた」とお読みするのですね。
これで再生医療の流れが大きく変わりそうです。iPSはどこへいくのやら。早稲田大学もノーベル賞を輩出か。
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ready-madeは、言葉は悪いが、医学で言えば、サルでも治せる治療薬といったところか。てんかん治療で言うならラミクタールだし、アトピー治療ならデコイ軟膏だし、ここ20年来はやりの診療ガイドラインなどもその類。
野球で言えば、データ野球だね。画一的に70%くらい当たればよしとする野球。最近のメジャーや日本プロ野球はデータ野球のせいで面白くない。
order-madeは、漢方でいう医者のさじ加減というやつか。しらさかクリニック院長先生も、このさじ加減がすばらしい。うまい江戸前すし職人も客を見て、酔っているのかいないのか、気温や湿度も計算に入れて寸時にネタとシャリを調節するわざ。長年の経験からひらめく勘というやつ。
野球で言えば、榎本喜八、稲尾和久、王貞治、川上哲治、広岡達朗、イチローといったところか。前著を読んでみてほしい。ボーリングのスパッツが空中に見えて、それに従って投げた稲尾と、タイミングとか「間(マ)」とかを忘れ、天の浮橋のように揺れるバットにまかせ振りぬく榎本。剣豪の一撃にも360の刹那があるという。榎本喜八と稲尾和久は、野球をやっていたのだろうか?野球を超越した神々の交わりと呼びたい。こんな面白い試合を見れた人がうらやましい。
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Youtubeで拝見したが、完璧なバッティングフォームですね。誰も理解できなかったという、伝説のバッティング理論を、近く復活されるであろう旧制高等学校でも教えるべきではなかろうか。バットをシャーペンに持ち替えて、勉強や研究にも生かせそうな気がする。
古事記の「天の浮橋」に端を発し、物部氏の秘術「ふる」、植芝盛平氏の「合気」から、究極のバッティング理論が編み出された。
![]() 打撃の神髄ー榎本喜八伝 |
東京下町のチーム、大毎オリオンズも懐かしいが、王貞治氏の一本足打法の生みの親、荒川博氏もここで選手生活を送っていたのですね。小生はまだ生まれていない。
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大和西大寺から上六まで近鉄快速で行き、谷町線で四天王寺夕陽丘駅で下車。
聖霊(しょうりょう)院で、聖徳太子を参詣しました。
宝物殿では、聖徳太子が所持していた、丙子椒林剣(へいしょうりんけん)と七星剣(しちせいけん)を見ました。仏像はほとんど消失しており、白鳳時代につくられた小さな銅造・菩薩半跏像が黒こげになって展示してありました。
あとは、聖徳太子が愛用していた2本セットの京不見御笛(きょうみずのおんふえ)。
平安時代に写本された、最古の日本書紀もなかなか見もの。
南鐘堂で鐘をついてきました。
五重塔にはいろんな人の永代供養がしてありました。
四天王寺参道を下って、JR天王寺駅から大和路快速に乗って、法隆寺前駅で下車。1.2kmくらい徒歩で法隆寺に到着しました。途中、斑鳩(いかるが)食堂でランチ。
大講堂にはいり、薬師三尊像をじっくり見てきました。
金堂は非公開でしたか、窓越しに釈迦三尊像を見ました。
日本最古の五重塔です。釈迦の一生を石で彫って表現していました。
奈良時代の坊さんが暮らしていた食堂(じきどう)です。
大宝蔵院には、白鳳・奈良・平安時代の仏像が目白押しでした。とくに推古・白鳳時代の夢違観音(ゆめちがいかんのん)、飛鳥時代の百済観音と救世観音。
東院(夢殿)へ移動。とにかく広い。
となりの中宮寺に立ち寄り、如意輪観世音菩薩をじっくり見てきました。
日暮れ間近なり。
法隆寺前から近鉄バスで筒井駅下車。近鉄各停でゆっくり大和西大寺駅に帰還しました。生駒山をぐるーりと一周してきました。
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新自由主義とは、
強力な国家権力が存在して、ある特定の企業に利益が集中するようなルールをつくること。
市場原理主義とは、
独禁法を制定し、すべての企業に平等に利益を分配するようなルールをつくること。
ザ・新自由主義・小泉純一郎氏がブッシュ米大統領前で披露したエルビス・プレスリーの踊りは、アメリカをバックにした外様大名の踊りか。伊達正宗もスペイン(支倉常長)をバックに同じ踊りを舞ったそうな。
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最近読んだ本で、驚いたのがこの本。海援隊隊長だった坂本龍馬が、幕末、大量に流れ込むキリスト教布教や、その反動としての原理主義的な国家神道布教・神仏分離・廃仏毀釈に警鐘を鳴らしていたのですね。 仏教がすたれると国家が傾く。鎮護国家を説いた真言宗や天台宗を彷彿とさせてくれます。
龍馬暗殺の黒幕は、朝廷だったのだろうか? 龍馬は朝敵だったのか? なぞは深まるばかりですね。 相国寺境内にして、京都のど真ん中に、キリスト教布教の総本山・同志社大学が占めている現状を、もし龍馬が生きていたら、どう思うのかな? |
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NHK大河を楽しみに見ています。かの織田信長も、正親町(おうぎまち)天皇に頭が上がらなかったのですから、次の後陽成(ごようぜい)天皇が秀吉・家康に与えた影響力も、大きかったのでしょう。キリシタン大名だった黒田官兵衛は、茶人ネットワーク、商人ネットワーク、それにキリシタンネットワークを存分に利用したはず。まあ、NHKで天皇の大きな存在が描かれることはないでしょうけど。
キリシタン大名はキリスト教のうちのカトリックを信仰する大名のことです。
カトリック宣教師・神父 from スペイン・ポルトガル
「日本人は未開人。生きているうちに改宗させれば、未開人も天国に行ける。」
家康
「余計なお世話だ。日本には古来から神道と仏教がある。国民を迷わせるなら、日本から出ていけ。」
「謀反を起こす大名どもを手なずけるには、朝鮮の儒教程度で十分だ。あとは頼むぞ、朝鮮かぶれの藤原惺窩と林羅山よ。」
プロテスタント牧師 from オランダ・イギリス
「日本人はキリストの恵みを受けない哀れな未開人。いまさら教えても、こいつらみんな地獄へ行くんだ。無駄なことはやめよう。」
家康
「サンクス。お前らに天国とやらに導いてもらう必要はない。徳川幕府の財源が足りんのじゃ、商売だけしようぜ。」
「おい、平戸。王直ら倭寇の利権を俺に渡せ。」
「おい、薩摩。琉球の利権を俺に渡せ。」
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お悔やみ申し上げます。せっかく回復兆しだった北新地も、これでさびしくなりますね。
あれは平成2年の夏ごろ、中ノ島に阪大病院がまだあったころ、私は研修医2年目。高架のJR福島駅下の踏切はめったに閉まることがないのに、そのときはたまたま閉まっていて、お互いジロジロ見つめながらすれ違ったことを思い出します。朝日放送へでも出勤やったのかな。
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山川出版社の「詳説日本史」は、自虐史観やマルクス主義のイデオロギーすら存在しない。単語と年号の羅列の連続で、かつ両論併記の記述で、まったく矛盾だらけのおバカ丸出しの書と化してしまっている。これが日本を代表する教科書として君臨させておいていいのか。と筆者は語る。
![]() 常識から疑え!山川日本史(近現代史編 上) |
上巻では山川日本史を全否定し、近く出版される下巻で、では本当の国史とはなにか、初学者にもわかりやすく教えてくれるそうです。乞う、ご期待。
試合巧者イギリスは、こう考えた。皮肉たっぶりで実質的独身を貫くフリードリヒ大王のプロイセンに、ロシア、フランス、オーストリア女帝を戦わせておいて、(←ペチコート同盟と呼びます)弱ったフランス相手に、新大陸と東南アジアの利権をちゃっかりいただこうと。最大敵国のロシアも文句を言う余裕なし。これが七年戦争。日本史を語るうえで、とってもとっても大事な戦争である。
実際、スペイン領フィリピンをイギリスが奪った。清相手に阿片戦争を起こした。その後、ペリーが、のこのこ地球を半周して来日したわけだ。幕府としては清、フィリピンときて、イギリスは次こそ日本を奪いに来ると思っていた。当然、頼りは日本なんてサラサラ興味ないナポレオン3世のフランスと、それにナポレオン1世に一時滅ぼされたこともあるオランダ。どっちも頼りにならないわけ。そんなとき、のこのこ日本にやってきてくれたのが、いいお湯かげんのアメリカだった。
ときは明治。ビスマルクを失脚させて直接、政治をやってみたいヴィルヘルム2世のドイツ。露仏協商でフランスとロシアに挟み撃ちされちまった。東アジアにもっとおもろい儲け話ありまっせというわけで、生意気日本相手に、ロシア・フランス・ドイツが三国干渉。
「お前の目玉はなにを見ていたのだ。」と駐独公使・青木周蔵は、伊藤博文の大目玉を食らったわけ。
まず陸奥宗光が、清に加担しようとするイギリスを説得。日本に振り向かせて、日清戦争に勝利。加藤高明がお膳立てした日英同盟を小村寿太郎が締結。たてつづけに日露協約を締結し、対ドイツ包囲網を形成。ヴィルヘルム2世に見事にリベンジを果たしたわけだ。
元老に相談して外交方針を決めるという慣習を、加藤高明が無視して、中国袁世凱相手に交渉。駐英大使しか経験ないのに、素人判断で対中交渉したが、中国の国際的宣伝に負けたわけ。加藤高明はこれで1勝1敗。
そこへウィルソン米大統領が、少数市民を支持。ハプスブルク帝国、オスマントルコ帝国を分裂させ、共産主義者を保護し、20世紀の不幸の種を全世界にばらまいたわけ。
また親米というより媚米の原敬が、ウィルソンの言いなりで、シベリア出兵してあげたのに、日本人はなにを考えとるかわからんと白人大国がうわさしきり。
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明けましておめでとうございます。アベノミクスのおかげで、景気が上向きになりましたが、消費税増税という不景気爆弾を抱えた状況です。景気をよくすれば、税収が増し、なんといっても防衛力は増しますし、さらに小さい課題ながら、医療福祉費問題、少子化問題も自然に解決してしまうでしょう。
今年は、シーパワー(Sea Power)とランドパワー(Land Power)のバランスが大きく崩れる年になると、私は思います。
茂木誠先生の地政学講義
http://www.youtube.com/watch?v=qPE3vAZcyPM
![]() 経済は世界史から学べ! |
年始に読んでいて目からうろこの本でした。駿台生OBからも推薦させていただきます。
いくつか補足させていただくと、
P143 平戸にオランダ商館があったころ、オランダ東インド会社は圧倒的に強大で、イギリス東インド会社は屁でもなかった。ではなぜイギリスにオランダは負けたのか?
答え:オランダのアムステルダム港は浅く、大型軍艦を作れなかったから。
P179 植民地支配の失敗が、経済学を生んだ。
そうですね。田中秀臣先生の経済思想史講義がものすごく勉強になります。ジェームス・ミルのファンになりました。倉山満先生の名言ですが、大陸の戦争は「八百長(ヤオ)」、植民地での戦争が壮絶な真剣勝負(ガチ)であった。
P196 廃藩置県は、各藩が借金まみれだったから、無血にやり遂げられた。藩主のホンネは、「やっと肩の荷が下りた」
すばらしい分析です。天保以前の借金はデフォルトしたため、大坂豪商は没落した。それに、江藤新平の発案で、太陰暦から太陽暦に絶妙のタイミングで改暦したので、公務員の人件費を2か月分カットできたのだ。
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