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2012年8月14日 (火)

品詞論と文章論

日本人が外国語を学ぶとき、最短にして簡明な方法は、品詞論と文章論を学ぶことであろう。語学のモーツァルト・天才通詞、馬場佐十郎が、苦心の末あみ出した外国語勉強法です。

ジョン万次郎ではダメだ。森山栄之助でなければならない。

ときの名大老・名老中たちのことばです。

ともに幕末英語の二大大家でした。しかし、ジョン万次郎は、英会話は森山以上にべらべらでしたが、日本の伝統・歴史・文化への深い理解、つまり教養に欠けており、これが「敵を呑む」外国文化の深い理解の障害となっていました。日米和親条約、日米修好通商条約をはじめ、あらゆる外交場面の先頭に立ったのは、深い教養を有していた森山栄之助でした。

まずは日本の勉強から。

幕末の外交官森山栄之助

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著者:江越弘人
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オランダ語 

 吉雄耕牛・志筑忠雄・本木良永

 本木庄左衛門・楢林栄左衛門・吉雄権之助・馬場為八郎

ロシア語

 馬場佐十郎

英語

 森山栄之助・堀達之助・名村五八郎

 福地源一郎・立広作・塩田三郎・西吉十郎・平井義十郎

中国語

 太田源三郎・何礼之助・平井義十郎

フランス語

 塩田三郎・立広作

プロイセンとの外交は、プロイセン国との条約以外に、関税同盟との条約を迫られたために難航し、オランダ語より難解な単語が多かったドイツ語の専門家育成には、関口存男を待たねばなりませんでした。これはぜひ知っておきましょう。

漢文

 頼山陽・森田節斎・山片蟠桃

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