劇団しかもしか「コニーの草っぱら」をみて
昨日は友人一人と、小雨降るなか、奈良猿沢池近くのならまちセンターまで、観劇に行ってきました。
大阪生まれの劇団しかもしかのメンバーは社会人ばかりです。なんと女優陣のひとりMEDy(Kさん)が、なかむら小児科に3年半勤めてくれている受付嬢で、カモシカのようなスリムな体型の美女です。
しか + かもしか = しかもしか なのかな?
父親ノートンの娘役アメリーを熱演してくれていました。
さてさてあらすじはといいますと、
ある町の娘コニーと、イケメン青年ダックスが恋に落ち、婚約のしるしとしてペンダントをコニーにプレゼントします。ところが、ダックスが戦争に巻き込まれ、戦友ホセと知り合います。敵に囲まれたダックスはコニーに睡眠薬を飲ませ、土の中に隠します。敵に囲まれ怖気づいたホセは、ダックスを裏切って逃亡を図ります。ダックスは殺され、ゾンビのような灰色の人間に変わり果ててしまいます。灰色の人間は、ふつうの人間のように、モノ(=なぜかトイレットペーパー)を愛することなく、ココロを求め歩くゾンビたちです。
ある豪邸に住むノートンにはモノ=トイレットペーパーがあふれており、一人娘アメリーを可愛がって育てていました。モノ=トイレットペーパーに頬ずりして幸福感にひたるアメリーでしたが、ある日、外を散歩していたとき、ふと土の中で眠っているコニーを発見し、家に連れて帰ります。アメリーの父ノートンはコニーのことをものすごく気に入り、自分の娘にして、アメリーに妹として迎えるよう強いります。
そこへロリコン変態の逃亡兵ホセが、ノートンに召使として雇われ、灰色の人間を殺すよう命じられます。ホセはアメリーには一目もおかず、コニーに一目ぼれします。恋敵になってしまったノートンとホセ。コニーの愛を獲得するため、二人の壮絶な戦いがはじまります。
ノートンの愛がコニーに奪われたと感じ、復讐心に燃えるアメリーは、モノ=トイレットペーパーをコニーにあげる代わりに、大事なペンダントを奪い取ります。しかし、灰色の人間になっていたダックスがアメリーを襲い、ペンダントをアメリーから奪い返し、どこで入手したかを問いただします。そしてコニーが生きていることを知ったダックスは、コニーを取り戻すため、ノートンのもとへ。
ノートンの家にたどり着いたダックスはコニーを発見し、ペンダントをみせて、モノ=トイレットペーパーに頬ずりしているコニーを改心させました。その瞬間、豪邸を灰色の人間たちに放火され怒り狂ったノートンは、ダックスに発砲し殺してしまいました。そしてホセやアメリーの制止の甲斐なく、コニーまでもが銃弾に倒れます。
ファイナルシーンは天国で、仲良く夕日をみつめるダックスとコニー。
今朝さっそく、出勤したKさんにトイレットペーパーをみせてみました。
「ほら、モノだよ。」
♪フランシーヌの場合♪
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