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2011年8月12日 (金)

五里ごり館をたずね、奈良燈花会へ

昨日、京都府城陽市にある城陽市歴史民俗資料館(五里ごり館)に行ってきました。近鉄京都線の寺田駅を下車して徒歩数分で到着。文化パルク城陽の4階にあり、若干せまい会場でした。

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みどころは、久津川(くつかわ)にある久津川車塚古墳でしょう。これは5世紀前期の前方後円墳です。長持形石棺の石材は、播磨の龍山石(たつやまいし)です。継体天皇の石棺は5世紀後期の家形石棺でしたね。久津川には古墳群がたくさんあり、大昔から豪族がこのあたりに住んでいました。

奈良時代前期には法起寺様式で久世廃寺(くせはいじ)が建てられ、奈良時代後期には法隆寺様式で平川廃寺(ひらかわはいじ)が建てられました。この辺一帯は奈良時代に寺を中心に非常に栄えていたようです。とくに平川廃寺は国分寺級のでかさで、なんと七重塔を備えていたそうです。

ここ寺田町は、京都と奈良を結ぶ大和街道のちょうど中間点にあたり、五里と五里で、「五里ごり館」という名前がついています。室町時代、畠山氏を駆逐した山城国一揆の起こった地です。国人36人衆は宇治の平等院鳳凰堂に立てこもっていたそうです。木津川近くの長池町では、江戸時代、たくさんの旅籠でにぎわい、伊勢参りのためのおかげ踊り伊勢講がさかんに開かれていました。

10月1日から宇治市歴史資料館で、特別展「巨椋池」が開催されることを知りました。巨椋池(おぐらいけ)は古代から交通の要所です。恒例の正倉院展と同様、いまから楽しみです。

夜からは近鉄奈良駅に移動し、燈花会(とうかえ)を見てきました。猿沢池から興福寺五重塔をみるスポットは最高です。

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