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2009年5月29日 (金)

心が問われる時代

200905291420000_3 奈良が誇るお寺といえば、やっぱり東大寺、薬師寺、唐招提寺、法隆寺でしょう。道徳が公に説かれず、個人の権利ばかりが主張される現代にあって、心の修養はぜったい必要である。心とはなにか?わかっているようで実はまったくわかっていない。そんな折、薬師寺の長臈(ちょうろう)、松久保秀胤(まつくぼ しゅういん)先生の「唯識初歩」すずき出版を読む結縁(けちえん)を得ることができた。唯識(ゆいしき)とは、世界を認識する心の仕組みを明確な論理で分析していく哲学的作業である。仏教の教義である以上、輪廻転生(りんねてんしょう)が前提となっているが、なぜ我を捨てなければならないか、そして我を捨てるためにはどういう思考過程を経ていけばいいのかを、この唯識が示している。

阿頼耶識(あらやしき)と呼ばれるキャンパスに、日々の思考や言動が刻まれていくという考えは、人生一度かぎりだから自分勝手に生きればいいという唯物論的風潮に歯止めをかけてくれるだろう。

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2009年5月22日 (金)

新型インフルエンザ

ずいぶんブログをご無沙汰しました。新型インフルエンザ対策でテンヤワンヤの毎日ですが、なんとか乗り切っていきましょう。メキシコ豚の体内でヒトインフルエンザ遺伝子、ブタインフルエンザ遺伝子、トリインフルエンザ遺伝子の3つが融合してできたものだそうです。WHOのコメントによると、今回流行のウィルスは自然産物であって、実験室から漏れ出た人工産物ではないそうです。季節性インフルエンザとちがって老人が罹りにくいことから、1957年より前に生れた人は抗体ができているという説もあるようです。ワクチンによる抗体なら半年ももたないはずですが、その辺つじつまが合わない気がします。

とくに狭い密室で空気がよどむような環境、たとえば電車、バス、エレベーター内ではマスク(できればN95マスク)を着用し、外出から帰宅したら、すぐに石鹸でよく手を洗って、うがいをすることが基本的な予防方法です。湿気と暑さに弱いといわれてきたインフルエンザウィルスですが、変異しているのか最近は湿気にも暑さにもしぶとく生き延びてきているような気がします。

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