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2005年10月20日 (木)

NHK番組「鑑真和上」を観て

唐招提寺は実家から近いし、子供のころから好きでよく訪れていましたので、昨夜の鑑真特集を興味深く拝見しました。鑑真が幾度の苦難にもめげず日本を訪れようとした理由が、宗派を問わず日本の僧侶に「気」と「戒律」を授け、伝来して間もない日本仏教が早くも絶滅するという緊急事態を打開するためであったことは知っておりました。奈良時代、税金逃れで僧侶が増えたため、僧侶の受戒制度が導入されたというくだりは、不況逃れで医師が増えたため、専門医制度がつくられた昨今に似ていると思いました。鑑真が受戒制度をつくり、結果的に税が増えると朝廷は喜び鑑真を昇進させ、鑑真が真の僧侶をたくさん育成して、税が減ると数年で鑑真を解雇したことを知り、官僚のご都合主義と同じだと思いました。朝廷の圧力に屈服せず、真の僧侶を養成し続けるという来日当初の夢を追い続けて創った私立学校こそ、唐招提寺であったと教えられ、鑑真のすばらしさを再認識しました。

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