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2004年7月26日 (月)

長女の入院

小3長女が頭痛、紫斑、血便、腹痛を契機にアレルギー性紫斑病(シェーンラインヘノッホ症候群)を発症し、入院生活もはや2週間になります。ウィルスや細菌の感染が原因で、体内で過剰な免疫反応を起こし、抗原抗体複合体が血管を傷害する病気です。予後の良いものから悪いものまで、さまざまな糸球体腎炎を併発することがあります。ステロイド投与が基本的な治療なのですが、円形顔貌や易感染症といった副作用を、漢方薬1日1回の内服で抑えながら治療を続けています。身内が入院してはじめて、今まで気づかなかったような患者さんの苦労があらためて見えてきます。

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